• ニホンオオカミとは?
  • ニホンオオカミは
    なぜ絶滅してしまったの?
  • ニホンオオカミが
    目撃された生息地とは?

あなたは「ニホンオオカミ」という

オオカミをご存知ですか?

現在、

日本ではこのニホンオオカミの棲息は

 

確認されていません。

 

すでに、

過去に絶滅したと言われている

日本古来のオオカミだと言われています。

 

実は、

 

このニホンオオカミは

日本列島の生態系
においてトップ

に位置していたとして知られています。

 

ここでは、

ニホンオオカミが秩父で発見されたという

情報がある!?ことについて、

また、

目撃された生息地について解説したいと思います。

 

ニホンオオカミとは?

ニホンオオカミとは、

1905年に発見されたことを最後に

絶滅したと言われているオオカミです。

 

また、

 

このニホンオオカミはその名の通り、

日本以外での生息は確認されておらず、

 

北海道に生息していたとされる

「エゾオオカミ」も絶滅したため、

日本においてオオカミは

 

存在しなくなってしまった

のです。

 

そして、

このオオカミがいなくなったために、

オオカミを天敵としていた動物が

 

大量繁殖を繰り返し、

日本の動物界の生態系が大きく

崩れてしまったのです。

 

また、

 

この生態系を取り戻そうとオオカミを

海外から日本に導入する計画がなされていますが、

実際には多くの問題に直面しています。

 

ニホンオオカミは動物界のリーダー

ニホンオオカミは

1905年1月23日に日本から

 

完全に姿を消した

と言われています。

 

この事実は、

猟師の石黒平次郎が

奈良県東吉野村の地元の漁師から

「ニホンオオカミ」の死体を買い取った

という記録が残されています。

 

つまり、

ニホンオオカミは

 

奈良県東吉野村で
生息していた

という情報を最後に

姿を消し絶滅したということが分かります。

 

ニホンオオカミの生態とは

ニホンオオカミは、

 

脊椎動物亜門哺乳類網

ネコ目イヌ科イヌ属に属しており、

すでに、

 

絶滅種となっています。

 

ニホンオオカミの特徴
  • 体長:95〜114cm
  • 尾長:30cm
  • 肩高:55cm
  • 体重:15kg

と、このようになっており、

 

日本の中型犬ほどの大きさ

であることが分かります。

 

意外と小さいですよね?

 

オオカミと言えば、

もっと大きな個体をイメージされる方も多いと思いますが、

このニホンオオカミについては

 

かなり個体が小さめである

と言えます。

 

また、

ニホンオオカミは

日本の生態系におけるトップに君臨しており、

 

すべての動物の頂点にいた
捕食者

 

であったとされています。

 

私もそうですが、

 

自然界で一番強い動物=クマ

を想像していますが、

 

実は

 

トップはニホンオオカミ

だというのです。

 

人間社会では、

生態系のトップに君臨している動物を

神様であると信じることが多く、

 

エジプトはライオン、南米はコンドル、

日本はニホンオオカミ。。。

というようなイメージでしょうか。

 

宮崎駿監督のもののけ姫でも、

白いオオカミは犬神様という

名と立場で登場していました。

 

それほど、

日本における生態系のトップが

 

ニホンオオカミである

ことが分かります。

 

ニホンオオカミは
大陸オオカミである

オオカミは

イヌ科の動物となりますが、

私たちが飼い犬として飼っている犬と

見た目にも特に大きな違いはありません。

 

また、

犬はもともとオオカミとされており、

それが人間に飼育されることで

 

家畜化されたオオカミ

だとも言われているのです。

 

しかし、

 

ニホンオオカミは

他の世界中に生息する狼と比較しても

その個体の大きさはかなり小さめです。

 

これは、

山などを登れるよう

 

コンパクトな
身体つきとした

とも伝えられています。

 

野犬とニホンオオカミは
同じ種類?

その他にも、

「ヤマイヌ」という野犬と
「ニホンオオカミ」

 

同一種であったとも言われているのです。

 

このようなことから、

ニホンオオカミと名付けられたオオカミは、

どちらかと言うと

 

犬寄りの容姿であり、

犬と間違われても仕方なかったのかもしれません。

 

このニホンオオカミのDNAは

タイリクオオカミとの大きさに差がない。

 

つまり、

ニホンオオカミは

 

大陸オオカミの
亜種である

ことが分かったのです。

 

これは、

昔日本が大陸と陸続きだったところに

日本に渡ってきた大陸オオカミが

日本で進化を遂げ、

 

ニホンオオカミとなったと

言われているのです。

 

結論からすると、

 

タイリクオオカミを
品種改良

することで、

ニホンオオカミに近い個体のオオカミを作ることができる

ということを指しているのです。

 

ニホンオオカミは
なぜ絶滅してしまったの?

キャラ

日本で長い年月生きたニホンオオカミは

なぜ絶滅してしまったのでしょうか?

 

ニホンオオカミはその昔、

日本国内において広く分布していたため、

誰でも容易に見ることができました。

 

しかし、

 

その個体数は江戸時代頃から減少し始め、

1900年代ではほとんど見ることができなくなり、

 

絶滅してしまいました。

 

ニホンオオカミの絶滅には
人間が深く関わっている?

 

キャラ

ニホンオオカミが絶滅してしまった原因、

それは人間にあります。

 

人間が森林開発や宅地造成を行うことで

ニホンオオカミの餌や棲家を奪うなど人為的要因に加え、

 

西洋から渡ってきた犬が病気を持ち込むなど、

ニホンオオカミにとって

 

とても過酷な状況と
なってしまった

のです。

 

皆さんは、

オオカミに

どんなイメージを
持っていますか?

 

オオカミは、

 

強くて人を襲う
イメージを持つ

そんな方も少なくないのではないでしょうか?

 

しかし、

 

このオオカミは

農作物を荒らす草食動物を駆除する役割もあり、

とても良い動物として
崇められていた

と言います。

 

オオカミの生態は

人を襲う習性がないとは言い切れませんが、

 

ニホンオオカミについては

クマなどと比較しても

 

個体が小さいものです。

 

仮に、

オオカミが一匹でいたとすれば、

成人男性であればひとりでも

追い払うことができると言えるでしょう。

 

それに、

山に自分達が食べる餌が満足にあるのであれば、

 

オオカミやクマは人間のいる人里に

出現することはありません。

 

しかし、

それが人間の手によって荒らされた森林に

餌がなくなったため、

 

人間の住む人里に現れるようになったのです。

 

そして、

オオカミは人間の敵
となる動物

だと認識されるようになってしまったのです。

 

その

誤った考えが広まり

 

オオカミの駆除が始まっただけではなく、

それに伴い生息域が狭まり、

生態系が乱れてしまったと言えるでしょう。

 

生態系の乱れによって
再導入が検討される

ニホンオオカミが激減し、

さらに絶滅種となってしまったことで、

鹿や猿など、

オオカミを天敵としていた動物が大量繁殖し、

 

生態系が大きく乱れました

 

そして、

特定種が大量発生し、

食べる餌がなくなると大量死してしまうなど、

この生態系の変化が

 

深刻化しています。

 

だからこそ、

ニホンオオカミは

奈良県で発見されたことを最後に

絶滅してしまったのだと思います。

 

人間の手によって

このような結果となってしまったことは

 

とても残念でなりません。

 

ニホンオオカミが
目撃された生息地とは?

絶滅が囁かれている生物として

とても有名な「ニホンオオカミ」については、

絶滅したと言われていながらも、

 

未だに生存説

が浮かび上がっています。

 

なぜなら、

実際に

 

ニホンオオカミの目撃証言

多数寄せられているからです。

 

絶滅したと言われた後でも、

ニホンオオカミの目撃証言は

後を絶ちません。

 

そのため、

現在も多くの人々が

ニホンオオカミについて

調査を続けています。

しかし、

捕獲するところにまで至っておらず、

 

中には見間違いなことも多いため、

明らかな証拠はありません。

 

それに

正確な資料が手元にある訳ではないため、

生態に不明な点が多いと言われています。

 

ニホンオオカの目撃情報

そこで、

実際にあった目撃情報を

いくつかご紹介したいと思います。

 

2014年11月26日 埼玉県秩父市にて

埼玉県秩父市の鍾乳洞から

 

ニホンオオカミの歯

が見つかりました。

 

これについては

メディアでも報じられました。

 

1996年 埼玉県秩父市にて

埼玉県秩父市において、

 

ニホンオオカミに
とてもよく似た

オオカミの姿が写真に収められています。

 

その他の地域でも
目撃情報が。。。

東京都青梅市、

紀伊半島や四国

でも、

ニホンオオカミの目撃証言があります。

 

ニホンオオカミは
信仰の対象にも

ニホンオオカミは、いつしか

 

「神獣」という存在となり、

信仰の対象にもなっていたそうです。

 

目撃情報の多かった秩父市にある三峯神社では、

ニホンオオカミを

 

「神の使者」

として祀られています。

 

 

三峰神社といえば、

関東でも有名なパワースポットして

大変有名な神社ですが、

こちらでは、狛犬ではなく、

ニホンオオカミが見守ってくれています。

また、

三峰神社近くにある『三峰山博物館』には

ニホンオオカミの毛皮が展示されています。

 

秩父市は、

そもそも

 

オオカミ信仰が深い地域

なんだそうですよ。

 

まとめ

ニホンオオカミが秩父で発見されたこと、

また、

目撃者情報による生息地について

解説しましたがいかがでしたか?

 

ニホンオオカミは

奈良県で発見されたことを最後に

その生態については解明されず、

 

乱獲の中を生き抜いた

立派なニホンオオカミであることが分かります。

 

また、

目撃情報は定かではありませんが、

 

人間の手によって棲家を奪われてしまった

ニホンオオカミについて、

未だ生存を期待している人もいます。

 

絶滅したと言われていながらも、

 

本物のニホンオオカミは
生息している

と考える人もいるようです。

 

絶滅してしまったことについて、

私たち人間も心の中で

 

反省しなくてはいけない

と思います。

 

ニホンオオカミについてはコチラ