田中大ブログ

リジェクトに対する反論を初めて出しました。

同業者（研究者）にリジェクトへの反論を出したことがあるかどうか聞いてみたところ、今まで出したことはないそうですが、そういうことが可能かどうか興味があるので結果が出たらまた教えてね、ということでした。

私も今までリジェクトされたら諦めて別のジャーナルに出していたのですが、「こんな研究今まで一杯されてて、同じことをしてるだけじゃん」というコメントに多少腹が立ったので、初めての反論を出してみました。
同じ研究をしているという論文名までは具体的にコメントに紹介してもらえていませんでしたので、レビュワーの勘違いではないかと思っています。

実際、この研究分野のトレンドを把握しているわけではないので、もしかしたら同じような研究がこれまでに多く発表されている可能性もあるのですが、それならそれでその論文を紹介してもらって、次につなげられないかな、とも思っています。
一応、「同じ研究例があるのならそれを紹介してもらえませんか」と書いておきましたので、親切なエディターであれば、もしもそのような研究があれば紹介してもらえるかもしれません。

初めての反論ですが、可能性は低いとはいえ、とりあえずやってみないと分かりませんので、返事は遅いと思いますが結果を待ちたいと思います。

もう1本、リビジョン（要修正）で返ってきた論文がありますので、こちらをこれから修正しなければなりません。
数値計算で出した論文ですが、例によって「実験結果があればね～」というコメントが多く、こちらもちょっと頭が痛い所ですが。

ということで、すんなりと論文がアクセプトされることはなかなかないのですが、しっかりと対応して何とか論文を通したいですね。