これも、書こう書こうと思いつつ、書いていなかったので、

書かせてください。にやり

 

「応天の門」。公式HPは応天の門

灰原薬先生の作品です

2013年から雑誌連載(月刊コミック@バンチ)なのですが、

2017年10月の今、コミックスは7巻まででています。

 

主人公は菅原道真と在原業平。

流刑にあう、あの菅原道真のティーネイジャーの頃のお話です。

 

平安時代ものなのですが、「平安クライム・サスペンス」と銘うつくらいで、

ドラマ「相棒」のようなサスペンス仕立てです。

うーん。あえて、

あえて、言えば夢枕獏先生の「陰陽師」が近いかな、と。

史実に沿っているのだけれど、ファンタジー仕様もある(鬼とか)お話です。

「陰陽師」が面白かった方はきっとお好きかも。

時代は違いますけれど。

 

 

ああ!

私そういう設定に滅法弱い、ということに気づきました。

日本史のお話でも、世界史でも同じように、

「史実に基づくけれど、お話としても面白い」設定!

 

本中にでてくる本郷和人東大教授の解釈も読んでいて興味深かったです。

藤原高子を「たかこ」とよぶ理由など。

私もずっと「たかいこ」と読んでいたので、へ~と思いました。

 

作中で、菅原道真はとても唐に憧れが強いのですが、

そういう場面では、ファンビンビンの武則天(公式HP

を思い浮かべるといいですョ

このドラマ、これでもか!というくらい豪華絢爛な唐の時代を描いてます。

そりゃあ、道真も留学してみたいとか思っちゃいます。

ドラマ中、日本からやってきた貴族(名前忘れました)と碁をうつシーンもあります。

 

話を戻して。

学問の神様らしく、頭はキッレキレなのですが、

唐の硯ほしさに、面倒なことを約束してしまったり、(物でつられてる!)

まだまだ若い菅原道真をとっても魅力的に描いている漫画だなあと思います。

 

 

「陰陽師」もそうなのですが、平安時代の人がなんでそんなに闇だの物の怪だのをおそれていたのかも、すんなりわかりやすいです。

そういうホラーは私苦手じゃないんです!えっへん。(血まみれはあかんけど)

 

まだまだお話は続いていくので、楽しみですにやり


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