内閣改造と内閣支持率-政治とはなんなのだろうか- | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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内閣改造は印象操作?

内閣改造ほど「印象操作」という言葉が似合う行為はない(ハフィントンポスト)

特定秘密保護法や共謀罪など、安倍首相がやることに全身全霊をかけて阻止しようとしてきたメディアも、「8月に内閣改造へ」と事実をそのまま伝えるだけで、改造すること自体に疑問を抱いている様子はない。

なぜ、内閣改造のカードだけは、水戸黄門の印籠の様な力があるのだろうか?

日本の国務大臣の平均在任期間は1年未満ともいわれ、他の国から見たら異常事態である。1年でまともな仕事なんてできるわけないし、いつ交代させられるかわからない状態でモチベーションを上げるのは難しく、国民にとって得することは一つもない。

100歩譲って「日本の国務大臣は名誉職であり、毎年変わっても、実務は官僚がするのだから大丈夫」と割り切れたとしても、内閣改造の度に政権の支持率が上がるのは絶対におかしい。

 この記事は上記のように始まり、内閣改造は印象操作の最たるものなのではないか?それを無批判に流すマスメディアもどうなのだ!と問うております。

 そりゃまあ、内閣改造してすぐに支持率が上がるってのはおかしいですよね。ぶっちゃけ何か仕事をしたわけでもない、期待感のみで支持を与えるわけですし。

 

 ただ、与党としてはできるだけ多くの議員に内閣を担ってもらい、経験を積ませる、育てるという意味もあるのだろうと思います。

 それに日本は2012年まで1年毎に内閣総理大臣も変わっていたのですから、いまさら閣僚が入れ替わる内閣改造にどーのこーのというのも妙な気がします。

日本大衆が求める政治とは何か?

 ここらへんは先日、進撃の庶民に寄稿された石川氏の記事が大変詳細に議論されていると思います。

『経済政策の大義』~石川様寄稿コラム

 ところで私は、そういった「開き直り」や「タテマエ」の奥にある源のエネルギーを、実は知っています。
 それは、「俺の欲望を満たすような政策をしろ!政府!」です。
 でも、「俺の欲望を満たすような政策をしろ!」とそのまま言うのはさすがに憚られるので、「国民の生活を大事にしろ!政府!」とか「国家を強くするために(俺以外の)非効率部門を切り捨てろ!政府!」とやるわけでしょう。
 ほとんどの国民の各々が意識的にか無意識にか、そういう態度で政府へ経済政策を請求しているのです。そして、現今ではそうした一瞬間一瞬間のケンリの請求の集合して均衡したる点が経済政策の大義として前提されているが故に、実は経済政策論に大義などちっとも考えられていないということなのです。

 まあ、この手の大衆論というのは結構いつの時代も一緒で、例えばローマの詩人ユウェナリスは衆愚を「パンとサーカス」と例えております。

 現在の日本大衆にとって内閣が変わる、もしくは内閣改造が行われるなどは「単なる娯楽ショー」にすぎないのかもしれません。

 

 飲み屋で思いついたように「次の総理は麻生だ」「あの人はどーだこーだ」と大した知識もなく、国会中継すら見ずに居酒屋談義で花を咲かせるわけですね。

 私は飲み屋に行ってまで政経論なんか語りたくないのですが、彼らは政経論をほんの少し語れることが「さも凄いこと」「特別なこと」なんて思っているから、あんな風に得意気に語るんじゃないでしょうかね?しかも内容が無いよう(笑)

※毎日毎日政経論を吐き続けて、はっきりいって飽きた(笑)日常生活で政経論なんて自分から語ろうとは到底思えません(笑)

 

 要するにあまり真剣じゃない、もっといえば不真面目なんですね。日本の政治も、そしてそれを娯楽ショーのごとく語る日本大衆も。

 もし上述したことが現在の現実だとするのならば、なんと(!!)日本の大衆に求められている政治とは、政治ショーであって政治ではないのです(!!)

 そして実は1年毎に看板を掛け替えて、メニューを一新する安倍政権とは、大衆の欲望に実に忠実に応えていたというわけです。

※働き方改革、人づくり革命、この道しかない、デフレ脱却、経済最優先、憲法改正と1年毎に飽きさせない工夫が見られましたね。

 

 まあ、安倍政権のそれは政治ショーであり、炎上政治と呼ぶべきものでしたので、最後は自らがピエロを演じることになり、それが加計学園、森友学園というわけです。

 現在の政治の本質が政治ショーであるとするならば、冒頭の記事の内閣改造がまだ何もしていない段階で支持率アップに貢献するはずです。なぜなら「これから始まるショーへのご祝儀」なのですから(!!)

いい加減ちょっと真面目になろうよ

 私自身は自分を極めて不真面目な性格だと思っておりまして、その私が「おい、ちょっと真面目にやれよ」と思うくらいには、今の日本の政治というのは不真面目であります。

 なぜ政治が不真面目なのか?もちろんながら大衆がそれを望んでいるからでございますね。

 

 もしも100年後に日本が亡国となり、歴史が振り返られる時に、私達はまさにその転換点を生きた「愚かな大衆」としてその名を残すことになるでしょう。

 ネトウヨも、左翼も、自称保守の言論人も、自称有識者もマスメディアも、そして政治家たちも。そして当然私達も望むと望まざるとにかかわらず「あのときの日本人は愚かな大衆であった」という中に含まれます。

 

 まあ、せめて後の歴史家に「真面目な日本人も少しはいた」と解釈してもらえるように、これからもブログを毎日書くことにしましょう(´・ω・`)

 

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本日の男の料理 トマトソース

※画像はトマトソースを使ったお手製ピザ

 

 本日はいろいろな料理に使える、お手軽トマトソースの作り方。慣れたら15分位で作れます。

材料

  • カットトマト缶
  • にんにく
  • ベーコン
  • ブイヨン
  • 胡椒
  • ケチャップ
  • 醤油
  • オリーブオイル

調理手順

  1. にんにく、ベーコンは細かめにみじん切りにして、鍋にオリーブオイルを入れて弱火、鍋に入れて香りを移します。
  2. 焦げない内にトマト缶をドバっと入れて中火。ブイヨン、塩、胡椒、ケチャップ、醤油隠し味で味付けして、お好みの濃度まで弱火で煮込めば出来上がり!

 トマトソースのパスタに、肉や魚のソテーのソースに、煮込み料理に、炒め物にとなんでも使えちゃいますよっと。冷蔵で1週間位は持ちますので、タッパーで保存しちゃってください。

※冷凍なら1ヶ月は余裕で持ちます。

 

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