製図 一筆入魂!
試験 
一級建築士設計製図試験合格メントレ
#seizu 29012 最小限寸法を押さえること
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今日は昼間っから鍋を作った山口です。
はじめてご登録の皆様、ありがとうございます。本日2本目。

来週から配信を開始する合格基礎講座ですが、内容としては自己分析課題をひたすら解説していきながら、様々な知識を習得してもらうことを目的としています。今日の配信もその基礎となる部分について、です。

以下、合格基礎講座のお申込はこちら https://goo.gl/N9mwd9



◇合格基礎講座のための基礎講座
◆その4:最小限寸法を押さえること

今日は2本目、基礎講座その4です。

■最小限寸法を押さえること
その1から始まってその4まで来ました。今回は「最小限寸法を押さえる」ということについて。
建築計画をする上で、建築計画の原則、動線の原則とプライオリティ、バランスの重要性を説いてきましたが、最終計画におとしこんでいく際には、最小限寸法を把握していないと大きさを決めることができません。
通常、設計はコストとの相談でギリギリの寸法を押さえておいてから、余裕を持たせていくプロセスが多いのですが、設計モジュール(基準となる単位)と共に最小限寸法を押さえておかないと何も決められないんです。
この製図試験においては、1mグリッドが単位になっていますから、ここは問題ないとすると最小限寸法をどう設定しておくのかがかぎになるわけです。

そのためには寸法の根拠を持っておく必要があります。
法的には建築基準法が最低限度の寸法ですが、製図試験では最も厳しいバリアフリー法で定められた誘導基準を用いることが多いです。
また人体寸法から考えられる寸法については、建築設計資料集成の数値を使うことが多いです。多くの図書もこの資料集成を元にしています。全部で9巻ぐらいあるのですが、コンパクト建築資料集成があるので、ちょっと値は張りますが手元に一冊は置いておいてもよいかなと思います。
https://goo.gl/Ef7YhF 古本だと2000円くらいで購入可能のようですね。

■あなたが何かを設計する際には
あなたが何かを設計する際には、この最小限寸法から割り出していくことがそのスタートラインになります。
例えば本棚を作るとします。
その場合、A4のテキストを入れるなら297mm+上部空きになるわけです。ではどのくらい空ければいいのか。どうテキストを取りだすのか、とかにも因りますよね。
また市販されているA4テキストの本棚は大体どのくらいの大きさで作られているのか、情報を集め、分類し、使える数値として持っておくこと。これが本棚作りの最小限寸法の基礎資料になります。

そんな風に椅子やテーブル、テレビ台、本棚、キッチン、ありとあらゆるモノが何かのルール、基本原則でその寸法が考えられて作られています。

そしてそれはこの製図試験でももちろん同様なのです。
資格学校が与える寸法を鵜呑みにせず、実際にメジャーをもって家中を計る、街に出て計ることをやってみてください。あなたが自主的に動いた分だけあなた

これで合格基礎講座の基礎講座は終わります。




◆自己分析課題(1月23日版)
http://seizushiken.com/DL29/h29000-setz.pdf

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基本テキストを既にお持ちの方は、17,000円で受講可能です。
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2月18日大阪19日東京には、基礎講座を取り入れたエスキース手順セミナーを行います。興味のある方は是非ご参加ください。
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2-3月:合格基礎講座+自己分析課題(テキスト+メール配信による基本学習)
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