自分を肯定することが出来るから、周りを気にせず自分の感じるまま思うままの行動が出来るということです。
何故なら、最初に説明したようにそもそもの自分がこうしたい・こうなりたいという欲求が嫌なことを避けるためのマイナスの欲求になっていれば何をやっても上手くいかないので、結果的に自己肯定感が下がる現実にしかならないからです。
マイナスを抱えたまま行動をしても、良くてゼロ、最悪マイナスの足し算になる。
自分を肯定することが出来るから、周りを気にせず自分の感じるまま思うままの行動が出来るということです。
何故なら、最初に説明したようにそもそもの自分がこうしたい・こうなりたいという欲求が嫌なことを避けるためのマイナスの欲求になっていれば何をやっても上手くいかないので、結果的に自己肯定感が下がる現実にしかならないからです。
マイナスを抱えたまま行動をしても、良くてゼロ、最悪マイナスの足し算になる。
行動が出来ない・実現出来ない=現実を変えられない人は「全ては完璧である」を前提として、理想と目標を"逆に"使ってみるといいです。
あなたの願いを何でも一つ叶えましょう。
これにYESと答える人がいればそれは結果がどうであれ体験したい(実現することよりもその過程で得られる学びに魂の望みがあるという)ことなので、そうであれば行動出来ないということはないはずです。
先日Twitterで土星について書いたところ、キツイという反応が(笑)
実際、土星(ネイタルの土星があるハウスやサインに関しての課題)はトランスサタニアンよりもキツイです。
トラサタはコントロール出来る訳じゃないので流れを受け入れたらそれでいいんですけど(って言ってもその流れを受け入れるのもキツイんですが)、土星の場合は流れを受け入れつつ自分の力でコントロールしていくことも必要だからです。
土星は下位の天体(自我意識)と上位の天体(魂意識)のエネルギーがぶつかる場所なので、そのエネルギーを乗りこなすのが難しくなります。
そのため上手くいかない経験をすることが多くなり、コンプレックスや劣等感が形成されます。
トランスサタニアンは自分(自我)に対するオーダー(魂の願望)として働きますが、ハードルが高いため基本的には上手くいかない経験をするのが普通で、それが自分の限界=超えられない壁(土星とキロン)に繋がります。
— 𝚒𝚕 𝚕𝚞𝚖𝚎 (@astrogeometry) 2023年2月6日
つまり土星の制限を生み出しているのがトランスサタニアンということです。 pic.twitter.com/GK5TwTzgZ3
土星の困難には、自我と魂の擦り合わせの大変さが含まれるのです。
「やりたい(土星の制限の先の世界を見たい)けどやりたくない」みたいなのをまず調整していかなきゃならなくて、この時点で土星以遠を避けてしまうことも多いです。
わたしの感覚だと土星以遠って連動してて、土星をやろうと思ったらキロンとトラサタもやらなきゃいけなくなるというのもキツイ天体たる所以かと思います。
そして何より、土星は頑張ったからって早く結果が出るってもんでもないので、短期で結果を出そうと思ったらほぼ100挫折します。
(他の天体もやらなきゃいけないのでそれなりの時間が必要です。)
大きな結果を受け取るためには7年くらい継続して様子を見た方がいいです。
これはネイタルの土星がトランシットの土星とアスペクトを形成する間隔になります。
やって良かったと思えるくらいの結果が出るまでに最低でも2〜3年掛かります。
勿論これは一つのテーマの完成であって土星の課題のクリアではありません。
終わればまた次のテーマの学びがはじまります。
それを繰り返して徐々に土星のレベルを上げていく感じです。
それに伴い土星のコンプレックスや劣等感は減っていきます。
何回も同じような失敗を繰り返して土星の課題に取り組んでいても変化を感じられない期間が長く続いた後に、いきなり結果が出ることが多いです。
いつも不思議だなと思うんですけど、本当に突然、これまで出来なかったことが出来るようになるんです。
努力していても変化を感じられない期間が耐えられずに「諦める」ということにもなりやすく、完全に諦めてしまえるのであれば楽になれるのでそれはそれでありだと思いますが、そもそも土星の課題に意識の向く人は壁の存在が視界に入っている人ですから(余り壁が視界に入らない人・入っていても気にならない人もいる)、その壁が存在することによる苦しみを見てみぬ振りを続けるのもなかなか難儀なことです。
トランシット天体も定期的に煽ってきますし。
【いい意味で半分諦めつつ、続けていたらいつか化けるかも】くらいのテンションで0.01mmの努力を続ける。
執着しない。例え土星の壁を超えられなくてもそれはそれで自分の個性として受け入れる気持ちも持ちつつ、でも自分の力で変えていこうという気持ちも持って行動を積み重ねていく。
やっぱりこうトランスサタニアンに対する受容の姿勢と木星までの天体に対する能動的な姿勢の両方必要なんですよね。
たった0.01mmの努力だって、7年続けたらそれなりの結果になります。
そもそも苦手や困難を感じることですから、頑張ってしまったら続けられません。
0じゃなければそれでいいんです。
0.01mmでも続けてたら少しずつ変わっていきます。
土星と向き合っていくには『継続していくためにどんな心持ちでいるか?』や『どんな方法でやれば継続出来るのか?』を考えることが重要です。
そして、0.01mmの努力を継続出来る環境を整える。
それが好き。
とか、楽しい・欲しい・やりたい。
そう思っていても、それに関わることが結果的に自分を苦しめていたり、苦しめるまでいかなかったとしても人生の質を下げていることが多々あります。
それは特に海王星的な物事に対して働きやすいです。
お酒・ゲーム・インターネット・不倫及び人生にプラスにならない恋愛など。
これらは全部、脳内麻薬物質とも言われる快楽を感じる物質(ドーパミンなど)が発生する行為です。
それはつまり好きだと思い込まされるような所があり、好きが度を超えて依存になりやすいことを意味します。
デジタルデトックスなんて言葉が生まれる時代ですから、SNSで無駄に時間を浪費・YouTubeを見過ぎて夜更かしなんてのは誰でも経験があると思います。
ですが、海王星的な物事は脳内で快楽物質が発生してしまうために薄々ダメだなって思っていてもやめられなかったり、そもそも好きだと思い込んでいるからダメとも思っていなかったりします。
海王星は物事を曖昧にする作用がありますから、問題は問題として認識しづらくなります。
で、ここからが本題。
夢や理想というのも海王星的なものなので、この影響を大いに受けているということ。
実現したくて(何かを上手くいかせたくて)頑張っていることでも「本当は望んでない」っていうことが実はめちゃくちゃある。
↑思考と感情=自我と魂のズレ
不倫及び人生にプラスにならない恋愛で考えるとわかりやすいですが、一度沼にハマってしまうと、良くないとわかっていても簡単に気持ちを抑えられる訳でもないからです。
(ロミジュリバイアスは非常に厄介です。)
夢や理想を実現しようとする際にも、そのプロセスに喜びを感じられていないにも関わらず追い続けてしまっていることがあります。
それに自分で気付くことはなかなか難しく(脳内麻薬物質によって好きだと思い込んでいるから)、だから結局心身ボロボロになってようやく軌道修正や方向転換に至る‥ということになりやすいのですが、そうなる前に自分を幸せにする道を知る方法が日々の気持ちの<上がり><下がり>を記録するという方法です。
参考資料☟
何故占星術では、
— マニ☀ (@PharaohMani55) 2023年1月8日
彼氏→火星
夫→太陽
彼女→金星
妻→月
と分けるかと言えば、恋愛相手と結婚相手は目的が違うから。
カップルの時はドキドキな非日常が必要で、結婚は日常がほぼ。
いつも居て当然→太陽と月。
なので金星火星を結婚に求めると、上手く行かないんですよね。
この違いは、若い頃(金星の年齢域くらいまでかな?)にはよくわからない。
わたしが20歳くらいの時、確かに人生の先輩方は恋愛と結婚は違うって言っていたけど、よくわかんなくて「えーーー?」って思ってたのをしっかり記憶しています(笑)
やりたいことを見つける上でも、重要なのは(自分の中の)月と太陽の関係性です。
わたし自身やっていた間違いなんですが、恋愛みたいなインパクト(ワクワクとかドキドキ感が大きい感じ)を期待して探していると結局長続きしないことが多かったです。
これは金星×火星で探してしまっている状態。
あとは「それが実現したら自分が満たされるだろうな」っていうのを想像してそれをやりたいことにしようとしたり。
これも恋愛・結婚に似たとこありますよね。
「パートナーがいれば幸せになれるだろう」みたいな。
これは自分の中の月や太陽を見ていない感じ(パートナーに天体を預けるのと似た作用)で、それが理想の自分だと思っているけど実際は架空の自分だったりします。
誰かがやっているのを見て「自分もそれを実現したい」みたいな感覚で決めた取ってつけた感じの理想になっちゃってるんですね。無意識に。
自分の星を見ていないから。
月は自然体の自分を表す天体です。
ですから、自然にやってしまうことの中に本当にやりたいことに繋がるものがあります。
前回の記事にも書きましたが、やりたいと思ったことはそれを仕事にしようとか本格的に学ぶ以前に何らかの形でそれに近いことをやっているもので、今やっていることからイメージを膨らませていないものは理想じゃなくて妄想なんだと思います。
わたしの感覚では、妄想になってしまっていると(少しでも今やっていることからの地続きじゃないと)道が繋がっていかないなっていうのをものすごく感じています。
自然とお金や時間(エネルギー)を費やしてやってしまうことはやりたいことを見つけるヒントになりますが「ただエネルギーを費やしているだけ」ではロミジュリ効果(※1)が発動していたり火星をコントロール出来ていない(※2)可能性があるので『エネルギーを費やした分がエネルギーになっているか?(浪費ではなく消費になっているか?エネルギーを費やした分の豊かさを得られているか?)』が重要なポイントです。
コストパフォーマンスとかタイムパフォーマンスを気にするよりも「お金とか時間というエネルギーを人生のエネルギーに交換出来てんの?」っていう所を見直す方が圧倒的に大事。
月で使ったエネルギーが太陽のエネルギーに供給されて「生きがいになってる」とか「人生が充実する」とか「〇〇さんて〇〇してる時が一番イキイキしてるよね」って言われる(他者から見て輝いて見える)とか。
太陽へのエネルギー供給が自分で感じられた時に、自然とやりたいこととして目的意識になります。
そういうエネルギーの循環がなされていれば自然と長続きもするし、やりたくてやっていると勝手にレベルアップしていくから自然と努力してるような状態にもなるので、自然にやっていることでエネルギーが湧いてくるものに意識を向けると何かやりたいことに繋がる気付きが得られるかもしれません。
好きでも報われなかったり自己嫌悪になるような恋愛と同じような追っ掛け方をしない。
(※1)ロミオとジュリエット効果
「困難がある方が情熱を持てる」という心理的効果ですが、困難が大き過ぎることにエネルギーを費やして悲劇のヒロインになると上手くいきません。
(※2)火星をコントロール出来ていない場合、本来使いたいことではないことにエネルギーを消費する傾向があります。
そうなると「思ってることとやってることが違う」「目的に集中出来ない」「エネルギーを注いでも結果が出ない」「やる気が出ない」など、火星の力を上手く扱えなくなるので、しっかりネイタルの火星のハウスに力を注ぐことを意識する。
— 𝚒𝚕 𝚕𝚞𝚖𝚎 (@astrogeometry) 2023年1月6日
火星は自分の人生を守る(より良い人生を送ることを諦めない)ために必要な力。
— 𝚒𝚕 𝚕𝚞𝚖𝚎 (@astrogeometry) 2023年1月6日
人生を諦めモードにしない・自棄を起こさないためには、火星の物事を強く押し進めるエネルギーをちゃんとネイタルの火星のハウスで使うことが大切です。 pic.twitter.com/QGepNQI9VQ