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テレビドラマ初回視聴率ランキング

2016-07-29 14:12:39 | テレビ・アニメ・映画・雑誌
今月スタートした連ドラの初回ラッシュも、ひと段落。第1話の視聴率をランキング形式で振り返ります。

■トップは北川景子主演『家売るオンナ』

 初回の平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

1位『家売るオンナ』(日本テレビ)12.4%
2位『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日)11.6%
3位『仰げば尊し』(TBS)11.4%
4位『刑事7人』(テレビ朝日)10.8%
5位『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ)10.7%
6位『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ)10.2%
7位『好きな人がいること』(フジテレビ)10.1%
8位『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日)10.0%
9位『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ)9.6%
10位『時をかける少女』(日本テレビ)9.4%

 トップの『家売るオンナ』は、北川景子の結婚後初となる主演作。北川は、瞳孔開きっぱなしで、ロボットのような口調で家を売りまくる主人公・三軒家万智を演じていますが、開始早々、「『家政婦のミタ』の松嶋菜々子みたい」「『ハケンの品格』の篠原涼子みたい」「『ドクターX』の米倉涼子みたい」などと、既視感を訴える視聴者が続出。総じて「二番煎じ」という評価のようです。

 しかしながら、回を追うごとに役が板に付いてきた印象の北川。さらに、仲村トオル、イモトアヤコ、工藤阿須加、梶原善といった脇役陣のキャスティングが心地いい雰囲気を醸し出しています。

ですが、第2話は平均視聴率10.1%まで落ちており、トップを独走するのは難しいかもしれません。

■夫逮捕の恩恵!? 高島礼子主演作が好発進

 2位は、撮影中に主演の高島礼子の夫・高知東生容疑者が覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕されたことで、しきりにワイドショーなどでタイトルが連呼された『女たちの特捜最前線』。

高島「私、明日から警官役のドラマの撮影で、長期の京都ロケで不在にするから」
高知「そうかい。君の演技は日本一だよ(わーい。五十川敦子ちゃんに連絡とって、キメセクしよーっと)」

 という会話が交わされたか否かは不明ですが、視聴者の野次馬根性が視聴率を引き上げたのは確実でしょう。ちなみに、一部週刊誌が今後、劇中に覚せい剤の話が出てくると報道。主人公がどんな絡み方をするのか注目です。

 3位の『仰げば尊し』は、寺尾聰が主演を務める学園ドラマ。セリフが少なくとも、顔の演技だけで日本アカデミー賞主演男優賞が取れてしまう寺尾に、「広い世界に、飛び出してみないか!」「今しかできないことをやろうじゃないか!」と、同局『スクール☆ウォーズ』よろしくベタ台詞を言わせまくる衝撃作です。

 同局『ROOKIES』の脚本家と演出家が再びタッグを組んだ同作ですが、製作に東宝ががっつり絡んでおり、今後、『ROOKIES』同様に劇場版が発表される可能性は高そう。ちなみに、『仰げば尊し』の原案の舞台となっている野庭高校は、高島の母校だとか。

高知容疑者も、『女たちの特捜最前線』同様に楽しみにしていたドラマかもしれませんね。

■向井理主演のギャグドラマが大コケ!

 4位の東山紀之主演『刑事7人』は、昨年の第1シリーズから1年ぶりの放送となる第2シリーズ。無遠慮で協調性のない捜査官という役どころの東山ですが、ネット上では「第1シリーズとキャラ変わりすぎ」「前のほうがよかった」「今回、かっこつけすぎ」と話題に。確かに、前回はどこか愛嬌のあるキャラでしたが、今回は全力でかっこつけた舘ひろしのようです。

 どうやら、その理由は“キャラ重視”から“ストーリー重視”に方向転換されたため。しかし、これが災いしてか、第2話は1ケタに数字を落としてしまいました。

 5位の『そして、誰もいなくなった』は、藤原竜也が同姓同名の男の逮捕をきっかけに追い詰められていく本格サスペンス。藤原、玉山鉄二、ミムラ、二階堂ふみ、黒木瞳といった豪華出演陣に、視聴者の期待値も高かったものの、突飛ながら陳腐な展開の連続は、視聴者の間でも賛否が。

 ネット上では、「登場人物が面倒くさい」「イライラする」「ごちゃごちゃしすぎ」といった感想のほか、「オリジナルって言ってるけど、サンドラ・ブロック主演の『ザ・インターネット』のパクリでは?」という声も見受けられます。

 6位の『営業部長 吉良奈津子』は、松嶋菜々子演じる広告代理店の売れっ子クリエーティブディレクターだった吉良奈津子が、3年の育児休暇を経て仕事復帰する物語。

フジは「等身大の女性を描く」とアピールしていますが、主人公が“広告代理店で働くバリキャリ(しかも、ベビーシッターまで雇っている)”という時点で、バブル臭ムンムン。早くも、多くの視聴者の心を離してしまったようです。また、大ヒット作『半沢直樹』(TBS系)を明らかに意識しているシーンも見られ、フジテレビの必死さが伝わってきます。

 逆に、今期もっとも大コケしてしまったといえそうなのが、向井理主演『神の舌を持つ男』(TBS)。向井、木村文乃、佐藤二朗演じる3人が、日本各地の温泉地を巡りながら事件を解決していく、ギャグ満載の“コミカルミステリー”とのことですが、初回から豪快におスベリ。演出を手掛ける堤幸彦氏は、「この構想に20年を費やした」と語っていますが、視聴者は「向井の不思議キャラがイラつく」「木村がうるさい」「驚くほどつまらない」とバッサリ。プライム帯ながら初回平均視聴率は6.4%。第2話では5.7%と、さらに数字を落としてしまいました。ここまで“おもしろいでしょう感”全開のドラマがコケちゃうのって、なんだか辛いですね……。

 初回は平均視聴率10%前後のドラマが多く、上位が団子状態となっている今期。昨年は「15%超えたらヒット」と言われていたものの、今や「2ケタで万々歳」。テレビ業界の厳しい現実が垣間見えます。また、先月の株主総会で、亀山千広社長が「視聴率回復の糸口は“ドラマ”」であると明言していたフジテレビですが、今期も不発。仄暗いお台場の底から這い上がるのは、一体いつになるのでしょうか……?


原文:寺尾聰『仰げば尊し』映画化か、藤原竜也ドラマにパクリ疑惑、向井理ドラマが「さむい」……初回視聴率ランキング - エキサイトニュースhttp://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20160726/Cyzo_201607_post_20506.html


おまjけ情報

視聴者層狭すぎ! 黒島結菜主演『時をかける少女』が大爆死も、当然の結果か……

黒島結菜主演『時をかける少女』(日本テレビ系/土曜午後9時~)第3話が7月23日に放送され、視聴率は4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、禁断の「5%割れ」となる大爆死になってしまった。日テレの「土9」ドラマで、視聴率が5%を切るのは異例中の異例だ。

 裏では、フジテレビ系『FNS27時間テレビフェスティバル!』が同日午後9時~11時までの枠で13.3%の番組最高視聴率をマーク。その影響も多少はあったかもしれないが、同枠ドラマでこの低視聴率には絶句する。

 初回は9.4%で許容できる範囲だったが、第2話では6.6%と急降下。第3話では初回の半分以下の視聴率まで落ち込み、早々に多くの視聴者が“脱落”したと思われる。

『時をかける少女』は、1983年に原田知世主演で映画化され、空前の大ヒットとなった日本映画史に残る名作。その後、主役を変えて、幾度も映画化、ドラマ化(スペシャルのみ)されてきたが、さすがに初の実写化から33年の月日がたっているとあって、若年層にはそれほど引きはがない。

 キャストは主役が、まだ“若手女優”にすぎない黒島、準主役もSexy Zone・菊池風磨と少々弱い。そのほか、竹内涼真、吉本実憂、古畑星夏、八木莉可子、三浦透子らが出演しているが、中高年視聴者になじみのある役者は高畑淳子、高橋克実くらいのもの。青春ドラマで、かつキャストがこのメンツでは、中高年層が見続けるのは、かなりつらいだろう。

また、かつての『時をかける少女』を知らない若年層も、見ているのは出演者のファンだけといってもよさそう。

 ただ、日テレ側も、名作のリメイクだけに、さすがにここまでひどいとは思わなかっただろうが、はなから視聴者層が狭すぎるこのキャストでは、ある程度の“低視聴率”は想定内だったはずだ。

「『時をかける少女』は連ドラといっても、異例の全5話の予定。つまり、8月6日には早くも最終回を迎えます。その理由は、表向きはリオ五輪、『24時間テレビ』があるため、としているようですが、この編成だと9月は空白となり、特番ばかり続くことになります。リオ五輪などがあるにせよ、高視聴率が期待できるドラマなら、全8~9話で制作したはずです。『期待できないから、全5話にした』と言われても否定できないでしょう。無理に連ドラにしなくても、1話か2話のスペシャルにしたほうがよかったのでは?」(テレビ制作関係者)

 黒島は人気上昇中の若手女優のひとりであるが、プライム帯の民放連ドラの主役を張るには時期尚早。残り2話(予定)の視聴率も、正直期待できそうにない。現時点に黒島の立ち位置なら、低視聴率でも大きなダメージはないだろうが、土曜ドラマ枠でこれ以上の下落はなんとか食い止めたいところだろう。
(文=森田英雄)


原文:視聴者層狭すぎ! 黒島結菜主演『時をかける少女』が大爆死も、当然の結果か…… - エキサイトニュースhttp://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20160726/Cyzo_201607_post_20512.html


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