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食べて薬になる山野草はこれだ

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ノカンゾウ

ノカンゾウは、小川や野原に生えている多年草になります。根茎は太く短く、古い葉で包まれております。根は太く長く、多数出て、その先端にふくらみができるものがあります。葉は、左右2列に並び、はかま状となり、長さ50cmくらい、幅1.5cmくらいになります。葉の主脈は溝になってへこみ、葉の上半分は垂れ下がります。7月頃になると50cmくらいの花茎を伸ばし、先端が2つに分岐し、一重咲きの花を10個ほどつけます。花は、橙赤色で、花被片6個はほぼ同じ形で先のほうが外側にそり返るように咲きます。花被片の下部は、3cmくらいの幅の細長い筒状になっております。名前の由来は、中国原産のユリ科の多年草「萱草」に似ていることから、野に自生する萱草の意味でノカンゾウと名がつきました。

薬用:つぼみを摘み取り、蒸して日干しにします。

解熱に、1回量として、つぼみを乾燥させたもの10gを水400ccで半量に煎じて服用します。


by sanyasou-life | 2017-11-01 11:29 | ナ~ホ | Comments(0)