無鍼の心  
当ブログにお越し頂きまして有り難うございます。
日々の暮らしの中で、
感じたこと、考えたこと、想ったこと、思いついたことなど
「心」と「体」をテーマに
ゆるりと書いていきたいと思っております。

あなたの暮らしの何かとつながれば、この上ない喜びです。

   

 

厄とは、わざわいや災難のこと。

 

自分の年齢が、厄年に当たるかどうかを気にしたり、その年の運勢などを気にするのも、目には見えない何かを畏れ、自分に降りかかるかもしれない何かを感じるからでしょう。

 

日本では古くから、年の初めや節分などには、厄を払ってもらったり、厄除けしてもらったりする風習があります。

 

神社や寺院だけでなく、全国津々浦々にある獅子舞や、ちょっと怖そうな秋田の『なまはげ👹』など、日本各地に伝承されている芸能。

 

そのような芸能の中に、より良く生きる知恵や息抜きの知恵が詰まっています。

自分の住む地域に、そういう芸能がある方は是非ご覧ください。

 

 

誰かや何かの力を借りて、厄をしっかりと払い落してもらう。そして、新たな気持ちで、自分の人生を歩んでいく。

 

気持ちを切り変える貴重な機会と捉えていたのだと思います。やはり、自分の力ではどうしようもないこともありますから。

 

 

ところで、入浴も身を清める行為のひとつです。 だからといって、垢の落とし過ぎには注意された方が良いです。

そもそも垢とは、皮膚が古くなり、角質化したものです。新陳代謝の結果、主要な役目を果たした産物が垢と呼ばれるものになります。

 

 

だからといって、垢は、まったく不要かというと、少なからず、自分の身体を守ってくれる役割を担っています。

 

 

近年は、度が過ぎた清潔志向の時代ですから、特に、無理やり落とさない方が良いですよ。

 

 

垢は無理やりゴシゴシこすらずとも、お湯で流れ落ちます。ゴシゴシこすると、必要以上に垢がこそぎおとされ、皮膚自体も損傷します。

 

  

皮膚は、細菌やウイルスから体を守るバリア機能もありますから、優しく大切に扱ってください。

 

 

 

ちなみに、ウォシュレットの使い過ぎも、免疫力を低下させます。

 

肛門付近にある必要な常在菌を洗い流す行為ですから、自分が自分を攻撃しているようなものです。 

肛門付近のphは、酸性です。そこに、中性から弱アルカリ性の水をかけ続けたら…。

 

 

 

身体を気遣い、きれいにしているつもりが、返って、身体に負担をかけている。

 

 

情報とモノだけが前面に出て、溢れかえる時代です。

 

 

便利さに隠された『厄』を自ら引き込まないよう注意したいものです。

 

 

身体の垢はほどほどに、ですが、人生の垢は、出来るだけ落としながら歳を重ねていきたいですね。

 

 

「いま」、これまでの人生の垢を落とす期間なのだ…としみじみと感じています。

 

 

人生の垢は、ちょっとやそっとこすったからといって落ちるものではないようです。 

 

 

少しずつ、ふやかして、落としていくには、時間が必要なようです。

 

 

これまで溜め込んできた見栄や欲というものをゴシゴシこすって捨て去りたいですが、なかなかそうはいきません。(苦笑)

 

 

溜め込んだ時間が長かったですから、地道に、少しずつ、落としていくしかないようです。

 

 

何事も、急いては事を仕損ずる。

 

 

きっと、今という時間は、そんな自分のために与えられた貴重な時間なのでしょう。

 

 
あきらめず、じっくり行こうと、やっと思ってきた今日この頃です。 

 

 

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■「無心の鍼」てるちゃん ■
もう少し知りたい方
➡『手当てのはり 鍼灸 絃宥堂』

最後までお読み頂き、有り難うございました。 
 
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