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ある日の民事裁判の法廷で,民法のある条文がいつ改正されていつから効力が生じたのかが問題となった。
裁判官も,私も相手方代理人も,大体の時期は分かるが何年何月何日とまでは分からなかった。
ま,プロの将棋と違って,裁判では電子機器の使用が禁じられている訳ではないから,スマホで検索してもよいのだが(笑),正確を期すため,裁判官は,書記官に命じて書記官室に電話をかけさせ,手の空いている書記官に六法全書を持ってきてもらい,確認した。
このように,裁判官も弁護士も,全ての法律を覚えている訳ではない。
問題になったときに六法全書を見て確認すればよいのだ。
もちろん法廷に六法全書を持ち込んでも構わないのだが,重いし,通常後で調べれば足りることが多いので持って行かないことが多い。
法律家には特別優れた記憶力など必要ない。