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藤井聡太四段が遂に史上最多の２９連勝を達成した。
将棋に世間の注目が集まることは，将棋ファンとしてはうれしい限りである。
先日，友人に，「北村さんの将棋の腕前はどれくらいなんですか？」と質問された。
「実力アマ初段か二段くらいかな。」と答えると，「それって藤井聡太四段とどれくらい違うんですか？」と続けて質問された。
はっきり言って全く比べるべくもない。
日本将棋連盟は，アマチュアに免状を発行することによって収入を得ている。
だからアマチュアはお客様であり，アマチュアの段というのはプロに比べて大甘である。
プロの養成機関である奨励会は三段から６級くらいまであるが，奨励会６級と言えどもアマ強豪の実力がないと合格できない。
私の棋力をプロレベルで表現したら，きっと十数級だろうw
仮に私が藤井四段に指導対局をやって頂いたら，おそらく二枚落ち（飛車角落ち）でも勝てないと思う。
何ともすごい棋士が現れたものだ。