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私が大学の法学部に入学したころは,法律の条文は,「○○スルコトヲ得」,「○○スルコトヲ得ス」などという片仮名文語体だった。
法律の条文は,内容が難解な上,表現も分かりにくく,悪戦苦闘を強いられた。
法律は,法律家ではない一般の方をも拘束するものであるから,一般の方でも理解できるものであることが望ましい。
そこで,内容の難解さはさておき,各種法律は徐々に平仮名口語体に改められていった。
今回,商法が口語体に改正され,遂に六法はすべて平仮名口語体表記に統一された(https://www.asahi.com/articles/ASL5K75X0L5KUTIL02V.html 朝日新聞デジタル「六法ようやく口語体で統一へ 「スルコトヲ得」やめます」2018年5月18日)。