もともとは冷え性だったのです。
冷たい手足が「武器レベル」と夫に言わしめるほどに。
それが5年くらい前からものすごい暑がりになりました。
自宅では初夏から初冬までコットンノースリーブワンピース姿、
もちろん裸足です。
それまでに経験のない量の汗をかくようになって、
就寝時は首から上と何故か二の腕の外側が火照る。
お布団の冷たいところを求めて首と腕をごろごろ。
寝つきも悪くなって困っていました。
夏場は特に貧血の息苦しさにのぼせが相まって、
外を歩いていると頭がどうにかなってしまうのでは?と思うくらい。
「かのこちゃんが顔に汗かいてるの初めて見た」と言われたり。
ええ、汗染みがこんなに厄介なものだとも初めて知りました。
「汗をかくのは悪いことじゃないよね~」と無駄に前向きになりつつ、
「更年期障害……侮りがたし」とうんざりもしていたのです。
で、術後の現在、冬真っ盛りですが。
寒ーーーーーーーーーーい!
自宅は構造上とても暖かく例年暖房いらずなのに、
エアコンはつけるし、超寒冷地仕様の肌着まで着込む始末。
手足の先の冷えっぷりは完全に昔のキレを取り戻し、
夫に触ると「ぴゃっ!」と悲鳴を上げられます。
今年が特に寒いわけではないので、
やっぱりコレが手術経験者から聞かされていた、
「冷えに弱くなる」というものなのでしょうか。
今まで更年期障害のおかげで
冬の寒さが緩和されていたりした……のかな?
そのメリットとはもうお別れだとしたら、ちょっと、いえかなり残念。
逆に寝入りばなの火照りは今のところなくなっているのです。
たまたま暖冬と言われた時期に入院して、
病院でぬくぬく過ごして、帰ってきたら急に寒くなっていたので、
温度のギャップに身体がびっくりしているだけ?
寒い時期ののぼせだけでもなくなってくれれば嬉しいけれど、
卵巣は残っていても子宮を取って更年期障害の症状が和らぐなんて
聞いたこともないし、どうなっちゃってるのかな?
もうこうなると夏の暑さは変わらないのか、
それともクーラーの冷えに弱くなるのか、
更年期障害がもっと進んで更に暑がりになるのか、
むしろ興味津々になってきました。
冬寒く夏暑い、非エコな身体になっていたらイヤだなぁ。
身体は減価償却するものでもう半分以上使っているし!と
常日頃言っているのに、この往生際の悪さ、ダメですね。
不調が出ても慌てないように、ばーんと構えていたいです。