生きるなかで学ぶ:カルマってどういう意味？

2017年01月04日

カルマってどういう意味？

２０１７年が始まりましたね。皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします(*^^*)

まだまだ激動の年が続くといわれていますが、今年はどんな年になるでしょうね。

どういった出来事があっても、私自身は、人と接する時、仕事をしている時、etc・・・

何をしている時でも誠心誠意、気持ちを込めて丁寧に接し、関わっていきたいと思っています☆

さて、さて。

年明け最初は「カルマ」のお話です。

去年の後半あたりから、お客さまや生徒さんから「カルマってよく聞きますが何ですか？」と聞かれる事がありました。

カルマっていうと、人によっては、おどろおどろしいイメージ、オカルト的なイメージを持っている方がいらっしゃいますが、カルマって全くそういったものではないのです。

質問される方達の頭の中でもカルマとは、ネガティブなものという認識が多いです。

「自分がした行為で作られた私たちの意識の中にあるネガティブなもの。それは手離したほうがいい」

確かに私も以前はな～んとなく、そんな認識でした。

しかも、過去生での行為にフォーカスされているような気がします。

でもね、カルマって過去世の行為だけでなく

ネガティブなものでも何でもないと私は捉えています。

カルマのもともとの意味は、サンスクリット語（古代インドの言語）で、

日常生活の中にある「行い」「行為」という意味です。

食事をする。

洗濯をする。

人に挨拶をする。

パソコンを立ち上げる。

すべての行為のことをカルマといいます。

仏教では、業という意味合いになります。

何か行いをすると、必ず結果はともなってきます。

例えば、食べることでお腹が満たされる。

洗濯をすることで衣類がキレイになる。

挨拶をすると相手の方も挨拶を返してくれる。
（↑場合によっては、そうでないこともありますが）

パソコンを立ち上げることで、パソコンが見れて、知りたいことが知れるなど。

体にいい栄養のある食事を選ぶことで健康が維持できるも、そのひとつ。

ケンカをする、というのも行為。

その結果は、イライラや悲しみなどの感情が心に残る。

すべて因果応報。

いい行為（カルマ）には、いい結果がもたらされ、悪い行為（カルマ）には悪い結果がもたらされるということになります。

どちらにしても自分に返ってくるということですね。

でも、最近は悪い、またはネガティブな行為をしたことで返ってきた良くない（と思ってしまう）結果のことのみカルマと捉えてしまわれているような気がします。

良いカルマをすることで、良い事が返ってくる。

では良いカルマって？？？

この続きは今度～。

なるべく日を空けないように、しますね(^^）ｖ

恵比須神社・観音様