携帯電話がすべての元凶？【夫婦修復のヒント】

昔は携帯電話などの便利なものはありませんでした。

電車に遅れて間に合わない時も、相手に
連絡する手立てはなくお互いに、ただ待つしかない。

これしか方法は、なかったのです。

しかし、たとえイライラして待ったとしても
それが障害にはなりませんでした。

その当時の人たちは、互いの関係はもっと深かった
ように思えます。

実際に当時、離婚の確率も今よりはるかに低かったのです。

携帯電話がなくても、いたって平和に
暮らしていたということです。

便利なものが発明されて人間は幸せに向かって
行ったのか？

これは大いに疑問をいだかざるを得ません。

携帯が復旧した影で、ラインを通じてのいじめや、
SNSなどのおかげで、人と人との関係がむしろ希薄に
なったと言えるでしょう。

深まるべきものが深まらず、本当の絆が何かが
わからなくなってしまうのです。

これまで多くの夫婦問題に向き合ってきた私ですが
常に携帯の弊害を痛感するばかりです。

携帯の復旧率と離婚の増加は比例している。

これが私の見立てです。

私が、浮気はどうして発覚したのですか？
とお聞きしますと、ほぼ１００％の方が
「夫の携帯電話を見てしまいました」
と始まるのです。

すべての悲劇は携帯電話です。

もちろん、妻である限り、その事実を知ることは
正しくもあり、権利でもある。
そうかもしれません。

しかし、その事実を知ったばかりに悲劇が
拡大しているのです。

携帯を見なければ、事は最小限度の被害で済んで
いたはずなのです。

その後の経緯を細かくお聞きすると、夫婦が壊れずに
済んだ可能性のほうがはるかに高いのです。

夫の浮気を知れば当然、動揺します。

動揺すれば当然のことですが、妻の発信する
波動は変わります。

ネガティブな想像、妄想に襲われることでしょう。

そこからすべてが狂ってしまうのです。

夫を追求したところで、事態はよくなるでしょうか？