育児版 黒野コーチのテニスDEポン

ストライダーは子育ての縮図!!
パラリンピアンを育てたテニスコーチが子供をCEOにするまでの必要なこと発信してます。

生涯スポーツのテニス・・・コーチ・車いす・僕の人生. My life

2016-07-13 04:12:32 | テニス
「テニスに出会ったきっかけ」
僕が、テニスを始めたのが24歳の時。バイクレース(鈴鹿でロードレース)を、大きな事故でやめてからは毎晩の酒盛り、ビリヤードにはまって・・・身体を壊していました!(実は、お酒強いです。)
それを見かねて、中学の同級生がテニスに誘ってくれたのがきっかけ。ホームセンターの¥5000ラケットでコートに出かけたのが、僕のテニスのスタートです。
その同級生が、色々教えてくれて、彼が僕のライバルになりました!「負けたくない!」・・・チャレンジ精神が燃え上がりました!テニスにはまって、市民大会などなど・・・色々参加していました。テニスファンになったきっかけです。

「テニス愛好家からテニスコーチ 転機」
自営業の仕事から、サラリーマンに仕事を変えようとした時に名古屋のテニススクールでアルバイトを始めました!当時の社長の考え方!に魅せられ・・・社員まで一直線!現在に至ります。
とにかく、テニスの基本のレッスン内容を1から勉強し直しです。繰り返して胸を張ってコートに立つまでは、何度やめようと思ったことか。テニスの実績がない僕は、指導することにプロフェッショナルを目指しました。資格を取る。テニスの練習をする。会話の勉強までしました。お笑いの組み立て方や、ディズニーのサービスまでレッスンに取り入れることで、お客様の笑顔が増えた気がいたします。
テニスが新しい僕の人生の扉を開いてくれました。

「聴覚障がいのある方との出会い」
どんな人でもできる『テニス』を、紹介・お手伝いが出来るこの仕事を天職と考えて、人と人との繋がりを大事にしていける職業だと思ってます。
ある時、聴覚障がいの方がレッスンへ入会を希望され私を訪ねてまいりました。他のスクールにはことごとく断られたそうです。僕も慎重にはなりました。僕がしたのは、断る理由探しではなく、受講してもらうための理由探しでした。
はれて、この方は僕とレッスンをすることになりました。後から聞いたら、この方は、ろうあ者の全日本チャンピオンだったそうです。
手話でのテニスのカウントやジャッジも教えていただきました。テニスのルールが世界共通であるのと一緒で、カウントやジャッジは世界共通なんだそうです。
テニスファンにもっとなりました。

「車いすテニスの方との出会い」
ある営業日、突然、スクールの玄関に車椅子の方が現れました。バリアフリーにもなっていない階段があるところを車椅子から降りて、車椅子を自力で持ち上げきたそうです。彼は、テニスを教えて欲しいと言います。車いすテニスの存在は知っていても指導の経験もなく、お金はもらえないと断るつもりでした。熱烈な依頼をプライベートレッスンで答えるしかないと1週間後のプライベートレッスンを約束しました。
これが僕の新しいテニスの世界を拡げる出来事だったのです。
私は、車いすの動かし方も知らない。どうしたら良いのか、想像がつかない不安で夜も眠れませんでした。サイトで調べると、このキーワードが、「吉田記念テニス研修センター」がヒットしました。当時、斎田悟選手が日本を牽引している頃です。何のためらいもなく、電話していました。「車いすテニスを指導しようと思うんですが、何から始めたら良いでしょう?」不躾な質問だったのですが、すごく丁寧に説明いただき、DVDまで送っていただきました。
自力で玄関を上がってきた彼とのレッスンは、彼の満足できるものとして行うことができ入会したいと依頼されて車いすテニスクラスの開講に至りました。
勉強になった点は、教科書通りにいかないこと、体を使って打ってと言っても体が使えないという、その人の状況を知らないとアドバイスができないというコーチングの基本に気づいたのです。健常者の方にも、この事で、アドバイスが変わりました。僕のレッスンがわかりやすい。というファンが増えていきました。この出来事が僕をさらなるテニスファンにしました。

「公益財団法人 吉田記念テニス研修センター」
僕のテニスコーチのスキルを上げてくれたのは、今までの経験です。それを還元できるのは、車いすテニスの方々だと思いました。自分ができることは、人のためにテニスを通じて笑顔を提供することだと気付きます。48歳の時、新しい職場を千葉県柏市の公益財団法人 吉田記念テニス研修センターに変えました。
あの電話をした8年後です。車いすテニスを通常クラスをたくさん開講して、プロの選手も利用する車いすテニスの聖地です。現在、車いすテニス普及責任者として在籍しております。吉田記念テニス研修センターの普及部門のより発展した形を作りたいと思います。日々精進しておりますが、皆様の応援、ご協力も必要になると思います。今後ともよろしくお願いいたします。経済的に選手などは困っています。スポンサーや資金。少ない知識とでっかいやる気で、テニス界を助けたいと思います。

「夢」
今まで知り合ったスタッフ・お客様・業者の方・そのほかの関係者との出会いは
僕にとって、非常に大事で貴重なものであります。
これからの人生を、テニスに通ずるもので生きていきたいとも考えています。コーチというのは、年齢によりやり方が変わるでしょうが・・・『テニス』が自分のキーワードになってることは確実です。このブログで、知り合った皆さんにも感謝しています。コーチをしながら知り合った皆様にも感謝しています。今まで支えてくれた大事な人にも感謝しています。

僕の人生はどんな風になるのかワクワクしてます。


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2 コメント

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頑張りましょう! (大坪ジジイ)
2016-07-13 19:55:12
平成26年2月にTTC(吉田記念テニストレーニングセンター)で車いすテニスの体験レッスンを受けて、翌月からのお付き合いになりますね!

私が車いすテニスと出会ったのは、障害者認定は受けてましたが、まだ杖歩行できる時にとあるスポーツショップのオープニングセレモニーで国枝さんのトークショーにたまたま立ち寄り、柏のTTCの存在を聞いていて
症状が安定し人工関節置換手術を受けた後に、この身体で出来るスポーツと思い車いすテニスに54歳というロートルでも大会参戦出来るようにトライする事にしました。

今はまだ状況的に大会参戦を頑張れ無いですが、練習は頑張っているつもりです。。(;^_^A

そして、これから車いすテニスを始める人に、こんなジジイでも頑張って練習すればある程度上手くなれる見本になりたいと思ってます。
そして、中途で障害を持ってしまっても、車いすテニスをはじめスポーツの楽しさを、みんなと分かち合って切磋琢磨して行きたいと思ってます。
大坪さんも頑張ってますよね! (黒野)
2016-07-13 20:07:25
大坪さんと立位でもテニスしたのをおもいだします。車いすテニスのチェアワークが、なかなか上手くいかず苦労と努力をかなりされて、チェアワークの見本ができるまでになっています。これからもよろしくお願いいたします。

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