フリーランス日本語教師のnaonaoです
さて、2月になり、所属先の専門学校や日本語学校では
日本語教育業界は今や未曾有の教師不足
売り手市場に買い手市場
日本語学校は、どこも資格を持っているだけで即採用。
中にはノンネイティブにも教えさせたり、
養成講座受講生も、修了見込みで採用というのが現状。
質より量で、まずは教師確保が先決。
授業の質は二の次、三の次。
これではいい授業は提供できないはず。
でも、日々、授業しているんです。
とある日本語学校は、玄関前に、日本語教師募集の広告を張り出しているところもあります。
誰に向けて募集しているのでしょうか。
近所のおばちゃんに？？
謎です。
先日、とある日本語教師セミナーで
大手日本語学校の校長と久しぶりに偶然お会いした際にも
スカウトされました。
この校長の方、私が就活時代は氷河期で、
経験者のみしか採用しないという厳しい状況。
未経験者は不採用というのが当たり前の時代で、
チャレンジで受けてみたのですが、案の定不採用。
その時の模擬授業、面接官がその校長でした。
その当時は教務主任になったばかりだったそうです。
いまでは校長として、教えない日本語を提唱され、
教材づくりに励まれ、今もこうして現役日本語教師としても
ご活躍で、勉強熱心で、素晴らしい日本語教師です。
私が尊敬する日本語教師の1人でもあります。
こういう方の下で働けばいろいろ学びになると確信しているのですが、
いかんせん、今はスケジュールがパンパンで、
授業を増やないのです…。
と、その旨ご説明し、丁重にお断りいたしました…。
校長曰く、いつもでその気になれば連絡を、笑顔でお話ししてくださいました。
そして、そのセミナーでも知り合いの日本語学校の方にも
スカウトされ、名刺をいただきました。
こちらの日本語学校は新人ばかりなので
経験者がほしいということで、待遇もそれなりに保証してくださるということでしたが、
あいにく、今はスケジュールがパンパンで、授業を増やないのです…。
と、その旨ご説明し、丁重にお断りいたしました…。
もう正直、日本語学校はおなか一杯なのです…。
日本語学校にはいろいろ限界を感じ、日本語学校を離れました。
その経緯はこちらのブログに書きました。
とはいえ、知り合いのご紹介で現在1校のみ、日本語学校で教えています。
こちらは非常に働きやすく、教務主任も気づかいのできる方で
いつもねぎらいのお言葉を頂き、時には勉強させていただき、
いろいろ自分のやりたいことも授業で実践できているので、
プラスになることもあり、そういうわけで教えています。
当たり前のことが当たり前じゃないこの日本語教育の世界ですが、
わりときちんとしている日本語学校だと思います。
日本語学校のシステムについて書いたブログです。
ベースアップあり
担任手当あり（相場程度）
学校行事費あり
講師会あり（年2回）
校内勉強会あり
定期試験は専任作成
個人ロッカーあり
ベテラン教師も多数在籍で人間関係が良好で働きやすい
この項目すべてに当てはまらない日本語学校も多いのではないでしょうか。
少なくとも私が過去に教えた日本語学校ではすべて該当しませんでした・・・
こちらの日本語学校でも授業を増やせないかと教務主任から打診されました。
そして、ほかの所属先の専門学校からも授業数を増やせないかと
教務主任から打診がありました。
こちらの専門学校もわりとしっかりしていて、
年々学生も増え、年々、学習意欲も高く日本語力も高い留学生が入学するようになり、
いろいろ授業でも自分でやりたいこともできるようになり、
自分自身の学びの場にもなっています。
いろいろと勉強になることばかりで、この1年、こちらの専門学校の授業では
プロジェクターやiPadを使ったりとかなりICTが使いこなせるようになりました。
そして、専任に日本語教師がいることもあり、
いろいろご相談しながら授業を組み立てることができ、
自分にとって学びの多い1年でした。
こちらの専門学校では今年度で退職の日本語教師の方がいるので、
昨年末あたりに内々に授業日を増やすよう教務主任直々に
お話を頂いていました。
クロスワードのごとく、空いている日時に仕事を入れているので、
毎年、この時期はスケジュール帳とにらめっこの日々です。
しかし、悩みますね。
近々、決断しなければなりません。
１/２９（日）に行った「教材分析をして、教材を使いこなそう」の勉強会の様子です。
勉強会にはなんと、海外からご参加の方もいらっしゃいました。
はるばるお隣の韓国からありがとうございます。
駆け出しの方からベテランの方まで様々な方がご参加くださり、
ワークショップも積極的に参加いただき、大変有意義な会になりました。
ワークショップでは養成講座以外では初めて教材を分析するという方ばかりで
いろいろな気づきも得られたようです。
ブログからのお申し込みが多く、ブログの反響も多く、嬉しい限りです
「書くことは社会につながる第一歩」
だということを実感しています。
悩める仔羊の駆け出し日本語教師を救うべく、2月、3月も勉強会行いますよ
ワークショップでワクワクドキドキ、みなさんで考えてシェアしましょう
【告知】 日本語教師のための実践勉強会
【２月】 「漢字の効果的な教え方を考えよう！」 【日時】2017年２月26日（日） 13～16時
【会場】東京都 西の方 （参加申し込みの方は別途お知らせします。
満員御礼！
※定員に達しましたので、応募を締め切らせていただきます
【３月】 春休み特別企画
「めざせ！初級の達人！敏腕日本語教師になろう！」
こんな駆けだし日本語教師の方、日本語教師の方いませんか
「教案を何時間もかけて書いているのに、授業がうまくいかない」
「教案がうまく書けない、授業がうまく組み立てられない」
「導入の仕方やドリルのやり方が、よくわからない」
「クラスのレベル差が激しくて、困っている」
「漢字圏と非漢字圏の学生が一緒のため、授業がうまくできない」
「プライベートレッスンとクラスレッスンのやり方を知りたい」
「何年も同じ教え方で教えているがこれでいいのかいまいち自信がない」
「ほかの効果的な教え方を知りたい」
「もっといろいろな教え方を知ってスキルアップしたい」
教え方に自信がない方、スキルアップしたい方、ブラッシュアップしませんか
ワークショップで多くの気づきが得られること間違いなし
ワークショップでいろいろな教え方を考えてみませんか
第1部: 「初級の会話の授業の作り方を考えよう」（導入〜展開へ）
実際に会話の授業を応用練習まで皆さんワークショップで考えていただきます。 また、実際に行っている会話の授業例もご紹介します。 みなさんで効果的な指導法や発展練習をシェアましょう。
第2部 :「初級のアクテビティを考えよう」
初級で使えるアクティビティをワークショップで考えていただきます。
また、実際に行っているアクティビティもご紹介します。
効果的なアクティビティを考えて、皆さんでシェアしましょう。
（春休みスペシャル特典）
第1部、第2部両方参加の方、お知り合いご紹介の方は特典がございます
【日時】2017年３／２６(日)
９時半～12時（第1部）
13時～15時半（第2部）
【会場】東京都 西の方 （参加申し込みの方は別途お知らせします。）
参加申し込みはこちらをクリック！
先着順につき、定員になり次第、応募を締め切らせていただきます
「三人寄れば文殊の知恵」
駆け出しの日本語教師のみなさん、ブラッシュアップしませんか
ワークショップで多くの気づきが得られること間違いなし
多くのアイデア皆さんでシュアしましょう
