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フリーランス日本語教師naonaoです。
「読解を楽しく教えよう」 日時:2017年5月14日(日) ※会場は参加者に別途お知らせします。
13〜16時(12時45分~受付開始 途中休憩あり)お申し込みはこちらから
気がつけばもう4月も終わりです。
新学期始まり、毎日が緊張の連続で、毎日新クラス。
帰宅するなりバタンキュー
帰宅してテレビ見ながらウトウトなんてこともしばしば…。
専門学校も日本語学校も新しいクラス、
新規プライベートレッスンも始まり、
毎日が自転車操業でしたが、
1ヶ月なんとか乗り切りました。
GWは心と体をリフレッシュさせないと
たまにはゆっくりと体を休めないといけませんね。
GW前に、1ヶ月を振り返ってみようと思います。
その①「初級授業を振り返る」
初級授業について振り返ってみます。
今期は実に様々なレベルを教えています。
ゼロビギナー
初級後半
初中級
中級
上級
超級
JLPT対策
漢字検定対策
ビジネス日本語
久しぶりにいろんなレベルが勢ぞろいです。
所属先では勤務日と希望のレベルを伝え、
大抵その希望どおりに入れていただけるので、
今期はこのレベルにチャレンジしたいと思えば
そのレベルにチャレンジできます。
今期はあえて「ゼロビギナー」に挑戦することにしました。
なぜなら、数年ぶりにゼロビギナーの
プライベートレッスンを持つことになったためです。
「化石化」しないように、
いつでもどこでもどのレベルでも
教えられるようにしていたいからなんです。
数年ぶりに実に久しぶりにゼロビギナーからのクラスを
日本語学校とプライベートレッスンと
複数受け持っています。
日本語教師を10数年教えてきて、思うことがあります。
「初級こそ教師の腕が試される」 「初級こそ教えるのが難しい」
と思います。
日本語教師養成講座を終えて、
日本語学校に採用されると、
大抵のところでは初めは初級だけクラスに入れられます。
初めは週2・3くらいで初級をびっちりさせられます。
ちゃんとしている大手の日本語学校などでは
必ず初級にはベテラン日本語教師が入っています。
全員初級を新人教師だけにはしていません。
がしかし、昨今の未曾有の日本語教師不足に伴い、
新人だけを初級だけには入れていられないという
コマを埋めなければという学校側の事情で
初級だけには入れてもらえず、
週2どころか週4・5入れられたり、
ほとんどの駆け出しの方が
日本語教師デビューしていきなり初級や初中級なども
教えさせられたり、
コマ数も9コマ〜12コマ(45分=1コマ)
という新人の方も多くいらっしゃいます。
先日ツイッターで
で、色々議論がなされましたが、
通常駆け出し日本語教師が日本語学校で
教えるコマ数は8コマ程度だと思われます
(私が駆け出しの頃は週2・3程度しか入れてもらえませんでした)
私は韓国の学院で日本語教師デビューしたので
最初から月〜土授業で、
週34時間(1コマ=50分)という
過酷な授業数を持たされこなしていました。
当時の様子はこちらのブログを
↓↓↓
そんな過酷な生活を日本語教師デビューで
体験したこともあり、今でも日本語学校では
1日通しでの授業もこなしています。
韓国での経験がなければこんな授業数こなすどころか、
気絶してしまうかもしれませんね。
韓国で教えて良かったと思うのは、
ことです。
これは体力勝負で、韓国での経験は
今の自分の自信にもつながっています。
韓国はかなりシビアなので
学院は授業数が増えると、インセンティブも発生しますが、
授業内容が悪いと、すぐクレームが入り、呼び出されたり、
授業数を減らされたり・・・。
また、帰国後に欧米の語学スクールで
日本語を教えたことがありますが、
欧米人もかなりシビアなので、
何かあればすぐにクレームが入り、
授業数を減らされ、気がつけば一緒に教えていた先生が
急にいなくなったということもしばしば。
こちらでも教えた経験は、
今の自分の自信にもつながってます。
そして、そのおかげで、
時間の中で区切るという授業をかなりこなして
きたこともあり、どの所属先でも時間内で
きっちりと授業できるようにもなりました。
当時は軍隊のような過酷な生活で、
辛かったですが…。
場数をこなすことで、様々なレベルにも入り、
実に様々な教材を使って教えてきたことで、
大抵の市販教材は使って教えられるようになりました。
ただし、駆け出し当時は自分の引き出しがないので、
授業準備にかなりの時間がかかりましたが、
今は、初級、中級など多く入っているレベルの
メイン教材などは教科書がなくても
授業ができるまでになりました。
頭の中に文型や語彙が入っていて、
経験は自分を裏切らない
と思う今日このごろです。
初級は体力勝負です。
そして綿密な授業準備が必要です。
特にアクティビティーの準備は欠かせません。
教科書以外の練習でアウトプットの練習を
増やさなければなりません。
初級は大好きなんです。
アクティビティを考えるのが楽しくて、ワクワクします
今までかなりの時間数を教えていることもあり、
その中でも初級を一番多く教えてきました。
初級が一番、語学の成長をその場で見ることができ、
一番の語学の楽しさを伝えられると思います。
ですが、やはり「初級こそ教えるのが難しい」のです。
それは教える際、
「既習語彙・文型しか使えない」からです。
教師には「語彙のコントロール」が求められます。
数年ぶりのゼロビギナーということで、
日本語学校とプライベートレッスンでは
使用教材も違うので、
語彙や文型の提出順など再確認し、
頭をフル回転して授業をしています。
日本語学校のクラスでは
全員中国人のクラス、
中国・韓国メインのクラスと
また違った初級の授業で、
少しずつではありますが、
簡単な会話ができるようになり、
休み時間にも日本語で積極的に話しかけてくれる学生が
多く、学生たちの笑顔が見られるようになりました
また、欧米人のプライベートレッスンで
ゼロビギナーから教えているのですが、
1ヶ月でみるみるうちに上達し、
その成長ぶりがその場で見られ、嬉しいです
できるだけ既習文型や語彙で会話しようという姿勢が
見られ、英語はできるだけ使わずに
頑張って日本語で話そうとしてくれるんです
学生たちとの掛け合いは本当に楽しくて、
そういう成長を間近で見られるのは
対面レッスンやクラスレッスンの醍醐味かもしれませんね。
GW明けまでしばらく初級の授業はお休みで、
みんなに会えないのはちょっぴり寂しいです。
久しぶりに一生懸命さを間近で感じられ
自分も初心に帰ることができました。
GW明け、みんなに会うのが楽しみです
これからもワクワクドキドキの授業を提供していきたいと
思ったのでした。
4月を振り返って… その②に続く・・・
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日時:2017年6月18(日) 13〜16時(12時45分~受付開始 途中休憩あり) 場所:東京の西の方
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