邇邇芸命・瓊瓊杵尊(ニニギ)
「天照大神の孫(天孫)にして三種の神器を授かり高千穂に降臨し日向の土地を治めるように言われた神様」
要約すると古事記には、このような事が書かれています。
それから此花咲耶姫と結婚します。
火中、命懸けで此花咲耶姫は三人の子供を産みます。
先ずは邇邇芸命。
邇は、女性表す文字です。
【爾】ジ、ディ、うつくしい、なんじ、のみ
人の正面系の上半身と、その胸部に入れる文身(入れ墨)の形。
高貴な女性が亡くなった時に乳房を中心にXを左右に二つ入れます。
爾≒女性を表しています。
男性の場合はXは一つです。
邇は、身分の高い女性(巫女王)が跪いて祈る姿です。
藝(芸)は若木を種(う)えると言う意味です。
若木を種えるのは祭祀的、政治的な行為であったらしく巫女がその儀礼に与ることがあっただろうと言う事です。
(白川静 字統より)
以上の事を鑑みて邇邇芸命は女性であったと言うことが言えるのです。
その女性が誰に当たるのか?
邇邇芸命は、此花咲耶姫と結婚したとありました。
女性同士では結婚はできません。
しかし、わざわざ邇邇芸命の妻は此花咲耶姫と言っているのですから古事記の作者の意図を汲むと.....
邇邇芸命≒此花咲耶姫なんだと伝えているように感じます。
此花咲耶姫の夫は誰かと言うと天忍穂耳(吾田速日)です。
此花咲耶姫の別名は神吾田津姫(カミアタツヒメ)です。
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