地獄谷石窟仏と春日山石窟仏(奈良市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

方向はわかっていても道がわからない。
 
山道ってGoogleMapに表示されないものが多いので、とりあえずそっち方面に行けそうな道を進みます。
 
傍示があったので正解。目指すは地獄谷。

 
木の根の道を上がります。
 
地獄谷石窟仏方面へ。
 
この池に沿って進みます。
 
奈良奥山ドライブウェイを横断します。
看板があるので安心して進みます。
 
普通の山道になりました。
 
伐採のためでしょうか、番号が書かれた杉がたくさん。
かなりの数なので、すごい労力ですよね。
 
地獄谷にあるということは、賽の河原と見ていいのかな?
 
目的地手前は結構急な坂でしたが、到着。
 
岩をくり抜いた石窟です。
 
地獄谷石窟仏です。聖人窟とも呼ばれます。
 
左から薬師如来、廬舎那仏、観音菩薩
観音さんの横の壁に妙見菩薩も彫られていたのですが、単体での写真はないです。
 
ひとつ前の写真に少し写ってましたので、かろうじて。
 
説明板
 
来た道をドライブウェイまで戻り、少し北上すると左手に細い道があります。
 
登った先に案内板がありましたが、あたりに見当たらない。
 
わからなければ進むしかないと、歩きだすとすぐにありましたよ。
 
春日山石窟仏、穴仏とも呼ばれています。
 
地獄谷同様、金網が張られているのでうまく全部を撮ることはできませんでしたので、要所だけです。
 
地蔵菩薩
 
菩薩像
 
如来像三体
他にも天部とかありましたが、確認できなかったり、うまく写真に収められませんでした。
 
実際に行って御覧いただきたいので、ひとつ注意事項を。
 
この春日山石窟仏ですが、GoogleMapは間違ってます。
 
春日山遊歩道沿いにはありませんので、駅前の観光協会の地図などで御確認いただくのがいいかと思います。
 
ここからまだ芳山方面に石仏があるのですが、ここまででも予定より二時間近く押してしまっていたので引き返すことにしました。
 
帰りは全部遊歩道のつもりでしたが、少しでも時間短縮のため同じ道にしました。
 
首切り地蔵の分岐までくらいは遊歩道を歩きましたけど。
 
遊歩道にも摂社がありますが、先を急ぎます。
ちなみに高山神社です。
 
滝坂の道への分岐のとこに鹿が座ってる?
 
鹿ちゃいました。
 
行きと同じ滝坂の道ですが、反対からだとまた景色が違って新鮮です。
 
行きには気が付かなかった幹の穴
自作のお地蔵さん持ってきてたらよかったかな。
 
下りのほうが石畳は歩きにくいです。
早歩きだったので、二回ぐらい滑りましたよ。
 
道沿いのせせらぎを覗くと、気になる石がありました。
加工されてませんか?これ。
 
この後は時間がなくてあと一か所行きました。