頭塔(奈良市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

後半急いだとはいえ、春日山周辺の散策を終えたのは予定より一時間半押し。

当初予定していた『春日大社のすべて』を観る時間がなくなりました。

かなり遅めの昼飯をとるため駅方面に歩きながら検索。

すると頭塔が近いことがわかりました。

いずれ訪れたいなって思ってたのですが、このあたりってまず足が向くことないので、このチャンスを逃すのは勿体ない。

昼飯なんぞは後回しにして突撃。 

 
近くの香具屋さんで料金を納めて入ります。
 
奈良時代の僧玄昉の頭を埋めた墓であるという伝説から由来する名とされてきましたが、古文書の記録に、東大寺の僧実忠が仏舎利を納めるための土塔を築いたとあり、土塔が訛って頭塔となったのではないかといわれています。
 
南面の浮彫如来及両脇侍二侍者像
 
西面すぐの浮彫如来及両脇侍二侍者像
 
北側半分強が復元したもので、南面は現状保存されています。
 
北西角
 
浮彫だけでなく線刻のものもあります。
 
北面には説明や案内コーナーがあります。
 
発掘調査の様子
 
初めて頭塔の写真を見た時は要塞かと思いましたよ。
 
これも浮彫如来及両脇侍二侍者像かな?
いつものことですが、後から見てどの写真がどこにあったものかあやふやです。

写真だけでなくメモもとらなあかんなと思いつつ、未だ改善なし。

これにて奈良散策終了です。

明日からの記事は八尾方面です。