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アメリカ軍の戦略爆撃機 B-17からのスカイダイビング動画です。

B-17は、アメリカ合衆国のボーイング社が開発した四発重戦略爆撃機。愛称はフライングフォートレス(Flying Fortress=空飛ぶ要塞)。

B-17は沿岸防衛用として哨戒と敵艦の攻撃用に立案されたが、1934年に「敵国の軍隊よりもさらに重要である、その国の工業組織を目標」にする「護衛なしでやっていける」爆撃機をめざすことになった。

機体ラインは非常に滑らかな曲線と直線で構成されている。後期型は機銃多数を装備した物々しい外観を有する。 B-17は、エンジン排気でタービン翼車を回して高空の希薄な空気を必要な密度に圧縮してエンジンに送り込むターボ過給器によって、良好な高高度性能を備えていた。

B-17は強固な防弾装備と多くの防御火器で身を固め、零戦の20ミリ機銃ですら効き目は薄く、撃墜は困難であった。機体主要部は防弾が施され、優秀な防弾能力・耐久力を持っていた。しかし、この装備が有効なものとなるのは太平洋戦争突入の直前から生産が開始されたE型からであった。それ以前の型は、イギリス空軍のハンドレページ ハリファックス爆撃機と比較して劣るような内容であったが、E型以降は強化された装備、密集編隊による防御火力の濃密化によって撃墜されにくくなり、それと併せてノルデン爆撃照準器によって正確な投弾が可能であった。防御火器は試作機で機銃5丁、後期型のG型では実に13丁の12.7 mm M2機関銃を装備していた。