実例紹介(テーラー&ロッジ サマーキッドモヘア&Super120's) | Genuine Savile Row(本物の背広)のブログ

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このブログではオーダー(カスタムメイド)スーツの話題を中心に私なりの見解を述べていきたいと思っています。

 

 


実例紹介第21弾です。
前回ドーメルのアマデウス365を仕立てたお店(ミューズスタイルラボ)での春夏物です。と言ってもこちらは生地を別のテーラーから入手し持ち込みで仕立ててもらったもの(先地)です。

 

テーラー&ロッジと言えば、超が付く高級生地を作ることで有名なブランド。今回は、春夏、特に盛夏に向くサマーキッドモヘア60%、スーパー120'Sウール40%の生地です。

 

サマーキッドモヘアとは、生後6カ月以内の山羊から初めて刈り取るもので、希少性が高い素材。サラサラとした肌触りで、独特の艶があります。

 

生地の色は、グレー無地でありながら角度によって藤色にも見えるもので、合わせるシャツやネクタイの自由度が高いです。

 

生地の尺があったので、春夏物ですが3ピースでお願いしました。

パーティでもない限りベストを着ることはなさそうですが、あまりにも生地が長かったので。

 

サイジングは前回のドーメル アマデウス365と同様ですが、肩の部分を盛り上げるコンケーブショルダーの程度を強めにしてもらいました。結果は上々。今後もこの仕様でお願いしたいものです。

 

 

詳細は次のページで。