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PCM1704☆KとUの違い。(再掲載4)

2023年10月18日 | DAC/C・オペアンプ・クロック等

*現在1704の在庫は確保できています。*

ただし、1704K、I氏手配のK(セレクト品)は

1年もたたないうちに

ほぼ全滅という粗悪品だったため

本当の音のジャッジが出ているか、どうかわからない。

かつ、1704Kの破損他いろいろあり

現在、860から、ノイズが発生している。

最初の音もいまいちな音だったので

すでに、不具合を隠し持っていたものかもしれない。

***つくづく・・素性の良いものを入手してほしいと思う****

*******過去記事******

 

850前期型同士において

このたびの変更において、

PCM1704換装のあるなしの違いをレポートする。

と・・・・・

かいたのだが・・・・。

このPCM1704も

K(セレクト品)

U(標準品)

他・・ある。

で、KとUの実装においての差異について。

 

当方の実装において

U・・・

高鳴り気味であるが、半端ないほど深くてきれいな音がでていた。

どのWADIAともちがう高鳴り気味の音が類ないものになっていた。

これをKに変更。

一番にでてきた言葉が

「普通のWADIALTDになってしまった」

と、いうくらい、低域方向にかたむき

音の解像度があがっている。

が、音的には、ふくよかというかんじで

Uのような、冴えが特徴的にでてこない。

 

世間的にはKのほうが定評がある。

おそらく、当方のLTD 化のあとに、Uをつけるのと

Kをつけるのでは、傾向が変わる。

と、いうのが、通常のCDPはどちらかというと、低域がでていない。

すでに低域がでているLTDにKをつけると

さらにふくよかな低域になる。

これが、860LTD・21LTDにつけたのとおなじKであることから

低域の拡充と幅のあるふくよかさが加わった。と、考えられる。

 

そして、U。

世間的にはどちらかというと、高鳴り気味のほうが

音のインパクトが強くて

わりに、メーカーが実装するのも、こちらが多いと思われる。

通常のCDPがまともな低域がでないなら

(低域の充実によって、中高域が冴えさすということができない)

高鳴り気味のUで、音で響かせようという目論見だったと思う。

こういう意味合いでもUは、

量産的な普及品として、いまいち、評価は悪かったと思われる。

 

ところが、当方でつけたものは、

おそろしいほど、印象が秀麗だった。

余韻が高く響くというのに、低域ができているから

これは、これで、音の中身が充実して良いなあとおもえた。

 

そのUを850LTDにのせた。

860のこともあって、

ふくよかな、低域をだすだけでは、つまらないだろうと思えた。

860もじっさいのところ、

高鳴り気味になる部分があったこともあり

Kで、ちょうど、バランスが取れたと思える。

そして、850LTD には、Uをつけた。

 

その850LTD U

850変更なし(元型?)とくらべたら、

正直に書く。

くらべものにならない。

 

U850LTDは、倍音も驚くほどでていた。

最初、

高橋と代理の意見は違った。

とらえているところが違うというべきなのだが

高橋はクリアさをいう。

代理は厚みをいう。

と、いうところで、

それぞれ、あれこれ、ききくらべることになったのだが

「6LTDの初期の(エージングが足りていないとき)の音ににている」

の一言で高橋が納得した。

つまり・・・・

奥行き感がでている。と、いうことになる。

 

軽く高鳴り気味なのだが、それなのに、心地よい倍音をうむ。

低域がドーンと落ちていく心地よさとは逆の

高域が伸びながら、倍音が伸びていくので

その声にほれぼれする。

そして、低域も落ちていきながら倍音が成立している。

 

おそらくであるが、

レンジの水平方向と垂直方向の両方が出たことにより

高鳴りの冴えだけでない響きと

余裕部分があり

全体的に高域・中域・低域に倍音が入り込んでくる。

高鳴り気味であるのに

「生っぽい」という

今までと違うパターンになっていると思う。

 

そして、倍音の気持ちの良いこと・・・

 

これは、当方のプロト6LTDをこすかもしれない。

なにせ、LTDにしあげて2年以上のエージングで

ぞくぞくするような音になったものだが

850LTD(U)は倍音だけをいえば6LTDさえ、よせつけない感がする。

緻密さや冴えや澄みとなると6LTDが優位だが

850LTD(U)はまだエージングがたりていない。

(変更・変更と相次いだせいもあるが・・変更部分とのかみ合ってくるのに

エージングが必要になる)

こ・・・これは・・・・

「代理…ほしいかも」

と、つぶやくと

高橋、残念そうであった。

「Uは手に入らない。あれば、いいけど・・・・」

*現在1704の在庫は確保できています。*

(まあ、このさい、高くても本物ならよいだろうけどさ・・・)

 

しかし

850LTDにUと6LTDにUとで

なぜ、かくも音が違ったのだろうと思う。

 

おそらく、6LTDは垂直方向にレンジが広い。

(むろん、水平方向も出ているから奥行き感も半端なく、ある)

倍音がでていても

垂直方向に広がるので、

深さとかんじるところが

850LTD は水平方向にレンジが広いせいで

全体的に倍音も広がり

この倍音の効果で、逆に奥行き感が出た。

という、ところだろう。

遠近法で書いた絵であっても、

狭い範囲をとらえると広がり感がすくなくなるが

逆に広い範囲を遠近法でかくだけでは、

奥行きも広がりもさほどに感じない。

これに、影をつけてやると、広がりと奥行き感がでてくる。

ちょうど倍音がその影のようなもので

その濃淡でも遠近法が成立する。

 

どういう加減か850LTD (U)は倍音が半端なく秀逸で

レンジが広い。

すると、実際はそれほど遠近感がなかったものが

影をつけた広い風景のため

いっそう、広くなり、広い分、深くみえてくる。

と、いうことだろうと思う。

 

あとは、やはり機器本来が持っている個性との相性かもしれない。

だから、860にKをつけても、

やはり、きれいではあるがレンジが広いという感じはすくない。

(当方で聞いていたとき、隣の部屋まで音が印象的に響いてきたのは850LTDのほうだった)

*ここが微妙なところでボリュームとか・・・

隣の部屋のどこにいるかとか、同じ条件でない部分もある。*

その点で860にUをつけても、倍音が成立した遠近感がでるかどうかはわからない・

 

この世間一般の評価と実装の食い違いみたいなのと、実装した結果がかなり変わるということは

通常の素のCDPのように性能があがってないもので

性能の良いとされているKをつけるのと

かなりのところまで性能をあげたCDPにKをつけるのでは、

わけが違うだろう。

 

そして、意外なのが、K・・・

良質品としてあるいは、簡単に音がよくなるからと

安易?楽なチョイスでつけられただろうUのほうが850LTDでは、もっと、良くなる。

その良くなるのも

その機器の個性・特性にあったパターンになり

確かに恐ろしいほどさえわたる。

従来のパターンでないという部分でしばらくなじめなかった当方のU試聴だったが、

Kに変更したら、従来のパターンになってしまうとわかると、

同じパターンのものを2台ももってもなあというダブり感がでてくる。

 

そして、高橋によると

「同じロットであっても、すこしずつ音が違う。同じものをつけても同じ結果にならない」

と、いうことをいう。

 

********

過去記事であるが、読んでいてもたどたどしく

すこし、追記したく思う。

なにをいいたいかということと、

なぜ、そうなるかということが

説明できていないと思う。

 

通常、Kの方が良いとおもわれているのであるが・・・

それは、性能も音質もあげてないし、へたったコンデンサにへたった半田

つまり、まともな音じゃないCDPにKをつけての評価である。

文中にもあるように、低域が出ていないCDPと言ってよい。

そこに、低域がでやすくなる(と、思える)Kをつけても

たいして良くならない。

ところが、Uのほうは、クリアさ、透過さをひきだしてくるのと、

高域がでやすくなる。

(じっさい、Uはキンキンした音になるいう噂なのでやめておくと言われた方がいた。

これも、低域が出ていないCDPに装着したので、キンキンになったと思われる。)

ところが、

CDPのOHに音質改善にLTDとやっていくと

低域がしっかりするので、キンキンでなく、流麗な高域がでてきた。

と、なると、LTDでは、まだ、高域がたりていないか

効きすぎているのか?

よく判らない状態におちいっていた。

 

が、この時点で

言い方は悪いが、まともでないCDPにとってKが良いだけで

CDPを良くすると、むしろ、Uの方が良いと結論できた。

だが、依然として、850LTDーUは高鳴り気味で

流麗で奥行きもでるし、レンジもなお、良くなる。

ところが、

この高鳴りは、Uのせいで無かった。

Blue化でメーカー由来のコンデンサ(電解でない)をとりはらった。

このメーカー由来のコンデンサがかなり雑味をもっているとにらんだ高橋

クリアで伸びがよく、色付けの無いコンデンサに交換した。

すると・・・

850LTD-Uは、いきなり低域にシフトした。

高鳴りはどこかに消え失せ、低域と低域の拡充による中高域の冴えがでて、

「自然」な音、実在感、本物らしさがでてきた。

Uが高鳴り気味ではなかったのだ。

解像度があがることで、メーカー由来のコンデンサがもつ雑味を素直に表現していたのだ。

元々、850は(少し)高鳴り気味の機器だった。

どこかに書いているが、

良い出来なのだが・・・

マライアが深窓の令嬢になって、大聖堂でうたう・・

あまりにも、上品?神々しく?

なにか・・綺麗なアリアをこなす・・・

それが、Blue化で、突如、本人が居る!!という状態になった。

 

いかに低域が大事か、

いかにOH・音質改善・LTD化・Blue化が大事か。

で、今思い出した。

記憶違いだった。

当方の6LTDにUを付けるわけがない。

なぜなら、6のDAC/Cはすぐれものだから・・・

このUをつけたのは、WADIA6iLTDのほうだった。

6iは「850基板」にグレードアップ????しているので

PCM1702 をPCM1704Uに換えて、

ここで、PCM1704Uの装着確認を行い

しばらくエージングさせたものを

850LTDにのせた。

まちがいなく本物だったし、いつかは使うことがあるだろうと

温存していたものだった。

そこにI氏から、

「そういえば、860には1704をのせられないだろうか?」

と、いう問い合わせがあった。

「できるよ。すでに載せた機器がある」

と、なったところに

I氏、どうせ載せるのなら「K」だと、

某所から仕入れてきたようで、4本ゆずりうけ

6iの1704Uがなくなるので、「K」に載せ替えた。

860にも載せ、他21LTDオーナーにも譲り・・・とか・・・

ところが、某所の保管がわるかったのだろう

次々、破損・・・

で、6iのKも1年後に破損。

良いとか、悪いとかのジャッジ以前に、品質が良い物が手に入らないのが難点だが

LTDまでもっていった機器にはUのほうが良いというのも見えたので

探しまわって、今はUを在庫している。

 

元々、OHせずに音質改善はしない

音質改善しないものにクロックはのせない

部品の効果をだすためには、基礎を良くする必要がある。

DAC/Cもまた、LTDまで仕上げてこそなので、

LTD後に付ける。

巷では、基礎を固めず(その部品においての基礎)

クロックだけつけるとか、オペアンプだけつけるとか

妙なやり方がまかり通っているし

基礎ができてないものにつけた場合のジャッジは

あてにならない。

この違いがまだまだ浸透していないと思う。

(じっさい、Uはキンキンした音になるいう噂なのでやめておくと言われた方がいた。
これも、低域が出ていないCDPに装着したので、キンキンになったと思われる。)

此れも、基礎ができていないものでのジャッジということだと思う。

**********

セレクト品(K)は、確か、

普通品(U)を作る過程で、たまたま、良いほうに性能がでたものだった。と、覚えている。

と、いうことは、

セレクト品の規定値がどこまでのものか判らないが

良いほうの性能であっても、ばらつきが大きいと思うし、

K個々の音質方向?が、異なる事があり得るかもしれない。

単純に考えれば、ロット落ちなのである。

これを、どこからか、仕入れるのは非常に危険だとおもう。

たとえば、CDX10000のシリアル1番のDAC/Cには、

Kの印字があったが、

これは、YAMAHAが、つけているもので、

仕入れ先も検品も間違いがない。

その当時はKは品質・保管状態・取り扱いも良かったが

今は、非常にずさんというか、素性が全く分からない。

 

ならびに、LTD化・音質改善・OHと、

性能・音質ともに上がっている状態での換装と

へたったCDPへの換装では、

上の内容からも、

Kで、たしないをしていた部分が、もうLTD化~までで、

出る様になっている為

セレクト品をつける意味合いがなくなっている。

むしろ、品質保持ができなくなっている可能性が大きく

Kの偽物は出回りまくっているので、見極める目がないと偽物をつかまされる。

 

このこともあり、確かなUの入手先を探し

一か所であるが、確保できている。

(どこであるかは、事業秘密であるので、あしからず)

 

 


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