ピッチのような高齢猫は腎不全になることが多く、
それは付き合っていく病気です。
私としては少しでもいい状態を長く…と思っているので、
現代薬を使わず自然療法を選択してここまできました。
だからといって、やはりじわじわと腎機能は落ちてきているので、
次の段階に進むことにしました。
それが、オゾン療法とホモトキシコロジーの注射です。
肛門から細い管を入れて直腸へオゾンガスを注入することで、
細胞を活性化させ、体の免疫力を高めます。(1,2分で終了)
…なのですが、ピッチの保定をしていたのと、肛門に管を入れるので、
女子として拡散するのはねぇ…っていうことで写真なし(笑)
ちょっと違和感があったようですが、まぁ大丈夫でした。
診察室でキャリーから出すと必ずここに入ります。(3.44㎏)
ひと月に1回のオゾン療法とホモトキシコロジーで、様子をみます。
ピッチのQOLの向上と維持そしておだやかな時間が長く続くように…。
オゾン療法とは…
オゾンは一番の酸化物質であるため、殺菌作用が最も知られています。
生体への効用としては、酸素供給量を増やすことで、
細胞の代謝を活性化させて免疫系の調節を行うこと、
抗酸化作用を高めることで動物自身の治癒する力を引き出すことを促す治療法。
高齢の動物は免疫力の低下しているため、中でも猫の腎疾患の補助療法として
効果があるそうです。
他に、腫瘍の補助療法、皮膚疾患、免疫疾患、老齢疾患、腎不全等で使われるそうです。