寒い冬は暖かい鍋に限ります。鍋⇒うどん⇒雑炊 というパターンが、野球の「先発⇒中継ぎ⇒抑え」と似ていますね(笑)。
先日、木曜日の夜9時から放送している、秘密のケンミンSHOW という番組で、北海道の石狩鍋が話題に挙がりました。石狩鍋と言えば、関西人の自分は、鮭を使った味噌仕立ての鍋という風に思いますが、北海道では鮭のアラを使い、酒粕プラス味噌で仕上げるという事でした。
「酒粕に味噌を混ぜると、どんな味になるのだろう？」と思い、勉強がてら北海道風石狩鍋 を作ってみる事にしました。
北海道風石狩鍋の材料
北海道風石狩鍋では、キャベツ・じゃがいも・玉ねぎを入れるのが定番なのだそうデス。
材料
- 紅鮭(アラ)
- キャベツ
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- 大根
- 長ネギ
- ニンニク
- エノキ
調味料
- 酒粕
- 味噌
- 昆布
北海道風石狩鍋の作り方 ①鮭の下処理
鍋に入れる材料なので、切り方は適当でも構わないですね。キャベツはざく切りに、あとの材料は薄切りで良いと思います、エノキは石づきを切り落としておきます。
今回は塩鮭のアラを使いましたが、できれば塩分の少ない秋鮭の方が良いです。塩鮭を入れると、どうしても塩辛くなってしまいます。
手間になりますが、鮭に熱湯を回しかけて霜降りにしておきます。
流水で洗い流してウロコ・血合い・汚れ等を取り除きます。この時、水分をキッチンペーパーで拭いておきましょう。
綺麗に掃除された鮭を食べやすい大きさに切り分けます。
北海道風石狩鍋の作り方 ②出汁に酒粕と味噌を加えてスープを作る
土鍋に水を入れて昆布で出汁を取った後、酒粕と味噌を入れていきます。塩鮭を使う場合は塩辛くなるので、味噌は少なめにしておくのが無難ですね。
北海道風石狩鍋の作り方 ③仕上げ
煮えにくい野菜から入れていきましょう、大根・じゃがいも・玉ねぎを最初に煮ていきます。
残りの材料を放り込み、後はひたすら煮込むだけです。
北海道風石狩鍋の完成です。
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北海道風石狩鍋レシピのまとめと感想
やはりアツアツの鍋は体が温まりますね。酒粕と味噌の組み合わせは変わった感じですが、鮭とよく合います。ただ今回は、塩鮭を使ったので、味付けが塩辛かったです。やはり秋鮭を使うのがベストです。
鍋にジャガイモやキャベツを入れて食べたのは初めてなので、不思議な食感が楽しめました。あと、鍋にニンニクは必要不可欠ですね、できれば5カケくらい入れたいですが、高くついてしまいます(笑)。
普段、鍋と言えば、しゃぶしゃぶ・水炊き・アンコウ鍋くらいしか思いつきませんが、石狩鍋レシピが増えたことで、鍋のレパートリーに幅が出来ました。
