団地
2016/06/04
2017/01/06監督・脚本 阪本順治
音楽 安川午朗
出演 藤山直美、岸部一徳、斎藤工、石橋蓮司、大楠道代、
小笠原弘晃、冨浦智嗣、竹内郁子、濱田マリ、宅間孝行、
麿赤兒、原田麻由、滝裕可里、三浦誠己、中山卓也、
堀口ひかる、田井弘子
（感想）
阪本監督の遊びごころがあふれる作品。
実はＢ級ＳＦ(笑)
洋画のＳＦにはこういう結末があるんだけど、
日本映画では珍しい。
安川の音楽が世界観をうまく表現していた。
この結末を直美の主なファン層である
自分の親世代はどう受け取るのかな？と思ったけど、
長いこと生きていると、
「ああ、もういいかな。
あっちに行って知ってる人に会いたいな」と思うことは
ままあると思うので、
意外とあっさり受け入れて、
ほのぼのとした気分になるのかも知れない。
直美、一徳、道代、蓮司が演じたおかげで
納得させることに成功した気もする。
斎藤がいい感じ。
個人的に、
直美と一徳が漢方薬を作る様子がとてもツボで、
そのシーンだけでもこの映画は価値があった。
ああいうことをするのが好きなのだ。
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