怪物はささやく
原題:A Monster Calls
2017/06/09
監督 J・A・バヨナ
原作・脚本 パトリック・ネス
原作原案 シヴォーン・ダウド
音楽 フェルナンド・ベラスケス
主題歌 Tear Up This Town/Keane
出演 ルイス・マクドゥーガル、シガニー・ウィーバー、
フェリシティ・ジョーンズ、トビー・ケベル、
ジェニファー・リム、ジェラルディン・チャップリン
声の出演・モーションキャプチャー/リーアム・ニーソン
(あらすじ)
13歳のコナー(ルイス)は
不治の病の母(フェリシティ)と2人暮らし。
学校では孤立かついじめられており、
夜ごと悪夢にうなされている。
母が入院することになり、
ソリの合わない祖母(シガニー)が来訪した夜、
大木の怪物(リーアム)が現れ、
「これから3つの物語を話す。
4つ目はお前がお前の真実の物語を話せ」と告げる。
(感想)
原作は、47歳で亡くなったダウドが遺したアイデアを
ネスが引き継いで完成させた児童文学。
子供が母親を失う恐怖、
そして成長を描いている。
胸が締め付けられる。
怪物が話すエピソードも
唸らされる。効果的。
この作品、
思想性が高くて難解だし、
それなりにシビアで厳しい。
日本と海外の
子供に対する見方の違いからくる
児童文学の違いを感じた。
海外文学では精神的な自立を促すけど、
日本の作品はそこは希薄な気がする。
怪物は亡きおじいちゃんの化身だと考えることにした。
すると怪物がイチイの木(=家族の比喩)である意味が大きくて、
ラストシーンにも通じて優しい気持ちになれる。
ルイスとシガニーの好演が光る。
Keaneの主題歌もいい。
オフィシャル・サイト
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