うす味でときには味覚や感触さえも |
感じない空気のような存在なのかも知れません。 |
既に過不足なくいつも与えられているもの。 |
無意識の呼吸、血液の流れなど、 |
顕在意識では捉えようもないもの。 |
本当に必要なものはそんなものでは |
ないでしょうか。 |
飢えぬくらいの食事と体を壊さぬ程度の |
温かい寝床。 |
ことの大小はあるかも知れませんが、 |
次の瞬間に, どんな事でも試みることのできる自由。 |
極め付けは、 |
困窮や病気、死さえも |
大自然の摂理にとっては、 |
欠くことのできないものの一つ。 |
駿介 |