農文協発行
内山節(たかし)著作集 7
 
定価 (本体2700円+税)
 
『続・哲学の冒険』
~若き日の思索を辿る哲学的自伝~
 
著者解題:
~群集として生きることへの問い~
 
一週間ほど、
この本に嵌まりBlogを書けずにいました。
 
そこで、
半分ほど読み終えたのでこれについて
書いてみることにしました。
 
裏表紙に、
 
・現代の人間たち
・過渡期の人間
 
・歴史のなかの哲学
・哲学が解体されるとき
 
・科学からの自由を求めて
・存在のなかの哲学をもめざして
 
・近代批判の哲学
・関係としての世界
 
・新しい哲学の課題
・哲学の冒険をつづけて
 
と各章のサブタイトルが記されています。
 
私がふだん書いている“発見”や“気付き”も
ある環境下での時代精神にもとづく、
 
「存在」や「意識」ということになると
ゆらぎ、かすんでしまいます。
 
前述の
『哲学の冒険』と同様に内山氏が
高校生時代に思索し、
 
読んだ哲学書の記述が多いです。
 
いましばらく、
高校生の内山君とともに、
 
私自身の思索も深めていきたいと
思っています。
            駿介