ラマトロバン | 創薬メモ

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創薬化学、有機化学、有機合成について書き進めていきます。

■ 一般名
ラマトロバン / ramatroban

■ 先発品
バイナス

■ 構造式

 

■分子量
416.42

 

■分配係数 (計算値)
logP = 3.30 (MarvinSketch / Consensus)

 

■ CAS

116649-85-5

 

■ 効能・効果

アレルギー性鼻炎

 

■ 作用機序

鼻粘膜血管や血小板のトロンボキサンA2 (TXA2) 受容体に結合。

血管透過性亢進作用、及び、炎症性細胞浸潤に対して、抑制作用を示す。

 

また、好酸球などの炎症細胞上のプロスタグランジンD2 (PGD2) 受容体にも結合。

炎症細胞の遊走、脱顆粒の抑制作用を示す。

 

TXA2 と PGD2 の2つの受容体に結合することにより、

抗アレルギー性鼻炎作用を示す。
 

■ 製造販売

バイエル薬品 

 

■ 医療用医薬品添付文書情報 / iyakusearch

バイナス錠50mg, バイナス錠75mg

 

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