きょうはなにいろ? cp.100-10 日本の色の歴史 平安篇⑤ | 常磐屋本舗·常磐屋鷹音です! (=^×^=)

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きょうはなにいろ? cp.100-10 日本の色の歴史 平安篇⑤



平安時代やそれ以前に書かれた古典に見られる色を見てみよう(^。^)y-.。o○

 



赤系
一斤染いっこんぞめは源氏物語・末摘花 退紅あらぞめは古今著聞集 今様色は源氏物語・玉鬘や宇津保物語の蔵開上 薄紅梅うすきこうばいは源氏物語・竹河 紅梅は源氏物語・若菜下や浮舟それと枕草子・278段にも出てるね
濃紅梅こきこうばいは源氏の玉鬘 唐紅花からくれないは古今和歌集・秋下 くれないは源氏の夕顔・枕草子193段 赤朱あかくすは懐風藻・大友皇子伝 中緋なかひは落窪物語・大鏡 深緋ふかきひは今鏡の腹々の御子 は枕草子278段・宇津保物語の嵯峨院 浅蘇芳あさきすおうは源氏・若菜下 中蘇芳は源氏の藤裏葉 深蘇芳は紫式部日記 浅葡萄あさきえびは日本書紀 中葡萄なかえびは枕草子30段83段 濃葡萄こきえびは日本書紀なんかに見られるよ(^。^;)y-.。o○



橙系
赤朽葉あかきくちばは源氏物語の少女・蜻蛉日記(上) 赤白橡あかしらつるばみ源氏物語の少女・若菜下 萱草色かんぞういろは源氏物語の葵・幻 柑子色こうじいろは玉葉集・十訓抄 朱華はねずは万葉集他奈良時代に多く見られる

チョット待って!(;´Д`)
そんなに一気に言われても覚えられないよ(;´Д`A ```
。。。。。。
この図にある色はみんな古典に出て来たって事でしょ?
これ全部調べたの?
(・・;)

読んだ時にメモしておいた成果です(^。^)y-.。o○

はぁ~( ゚Д゚)

 



ココから読み取れることは
平安時代は女性の文化だと言っても良いかな
イメージとセンスが輝いた時期だろうね(^。^)y-.。o○
刻々と変化する季節の微妙な移ろいをイメージして
その色を作り上げるセンスが女性には大事だったんだと思う

今でもファッションの主流は女性だもんね(*'▽')



さて平安を締めくくるのは原初の色である赤と白

赤と白って言ったら巫女さんだぁ(*'▽')

違うから。。。巫女さんの話はしないから(-。-)y-゜゜゜

ええーっ 巫女さんの話しもしようよぉ(。-`ω-)

そんなに聞きたければ
現役の巫女でもある霞にでも聞いておくれ(^。^)y-.。o○

ええ~っ 妹に訊くの?(´・ω・)

知らない事は知ってる人に訊くのが一番だろ?
現にボクはこれを書くのに
霞に結構聞いているけど(^。^)y-.。o○

パパが娘に訊くってどうよΣ(・ω・ノ)ノ!

だから知らない事が多いから訊いてるの
調べるより回答が速いからね
娘だとか年下だとか関係ないから(^。^)y-.。o○

そんな物なの。。。(・・?

自分の考えはもちろん大事だよ
でもね時には他人の意見を聴くのも大事
違う答えが見つかるかもしれないだろ(^。^)y-.。o○

それは言えてる。。。かな(・。・;

 



話しがそれてしまったけど源氏の白・平家の紅の旗印は紅白戦の起源
この戦いを期に平安から鎌倉に移って行くわけだ
宮廷の雅な文化から武家の時代になっていくと
流行する色も変わって行く
次回は鎌倉篇に入るからその辺の話しだよ(^。^)y-.。o○

源氏と言えば義経様(*'▽')
義経様と言えば静御前
白拍子の話もするの?
(*'▽')

しません(。-`ω-)
どうしてもそっちに持って行きたいのかなぁ。。。(-。-)y-゜゜゜



( ゜▽゜)/コンバンハ

平安篇やっと終わりです(^^ゞ
ココまで長くなるとは思っていなかったんだけど
本当はまだ書きたい事があったりします
でも今回はこの辺にしておきます

あと古典文学上の色の図ですがまだ完全ではありません
出て来る事は確かなのですが。。。作品名的に曖昧な所を後から見つけてしまいました
後日完全版もしくは改訂・修正または訂正。。。とします(ゴメン!間に合わん(-_-;))
興味のある方は探してみてください(。。。なんて中途半端な(-_-;))

次回は鎌倉篇ですが一部平安篇と重複する事が出て来ると思いますが
その時はスルーして下さい(;^ω^)

その後は室町・戦国篇 安土桃山篇 江戸篇となります
予定としては明治・大正篇までは考えてますが
近代はどうしよう。。。思案中です

まあ本日も長々とありがとうございました_(._.)_

今日も読んでいただきましてありがとうございました(^人^)