初めての抗がん剤投与②-エゲレスで乳がん⑤ | イギリスで暮らして・・・(アンビリーバボーテンコ盛リ!)

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あるきっかけでロンドンに暮らし始めて25年目
乳がんサバイバー、ホルモン治療中

癌患者と登録されると、NHSからALERT カードと医療費免除カードを渡される。





↑ALERT カードと医療費免除カード

ALERT カードの中には、今どんな種類の抗がん剤を受けているかとか、自分の詳細が書かれている。
緊急な場合、24時間体制のオンコロジーサービス(癌専門サービス)などの連絡先も書いてある。
万が一A&Eに(救急病院)かかっても、このカードを提示すると、先に待っている人を通り越して、自分が一番にドクターに診てもらえる。(このカードに数回お世話になった。実に素晴らしいカードである。NHS やる時はやる!)

医療費免除カードは、ガンに掛かった処方箋の薬やその他の物が、このカードをファーマシーで提示することにより、無料となる。有効期限5年。ホルモン治療がガンになってからむこう5年続くので、その期限ぐらい。

今、ホルモン治療にタモキシフェンを錠剤で毎日飲んでいる。ファーマシーでこのカードを見せて錠剤を無料で頂いている。

さて、つづき、

9月1日午後に初めて抗がん剤投与。(入院とかはせず、通いでの投与である。)
投与時間は通常は約1時間ぐらい。
私は最初の何回かはコールドキャップを付けて抗がん剤投与したので、2時間半ぐらいかかった。
コールドキャップとは、頭髪の脱毛を防ぐもので、抗がん剤投与中、頭を冷却させ、脱毛を防ぐ効果がある。



↑コールドキャップ被った初抗がん剤投与日の私。肩のタオルは頭髪を濡らして、キャップを被るので、肩を濡れないように防ぐため。

これ、どっかの宗教の信者が被ってたナニと似てるのよね!あんぐりうさぎ

こんな感じで非常〜にカッコ悪いんだが、やっぱり髪の毛が抜けるのが嫌であったので、このキャップ被って抗がん剤投与。

これ着けると冷却されるから、寒くなる。
後で毛布グルグルに巻く。


↑赤い注射器に入ってるのが、FEC抗がん剤

投与中は全く副作用には問題無し。

抗がん剤辛いって聞いてたけど、大丈夫じゃん!カナヘイうさぎ

と安心した。

が、それは大大大間違いであった!ガーン

家に帰って、夕飯をバクバク食べた。

所が、夜8時ぐらいから、気持ち悪くなり、夜中に2回吐く。

翌日の9月2日は吐く回数が増え、食物も食べて無いのに胃液を吐く吐く。

抗がん剤の副作用を抑える薬が全然効いていない。

吐いて、吐いて、吐きまくっていて、体力も消耗。

2日の夜に自宅近くの車で10分のA&E へ駆け込んだのであった。

ところがA&E だけじゃ、治まらなかったのである!


つづく




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