リウマチの症状と原因のブログ

リウマチの症状と原因のブログ

リウマチの症状や原因、最新情報を紹介していきます。

Amebaでブログを始めよう!
リウマチに隕らず、免疫系の異常がもとになって発病してくる病気は、女性に多いとされています。

たとえば甲状腺の免疫異常が原因で起こる「橋本甲状腺炎」での男女比は1対25~50、膠原病の代表である「全身性エリテマトーデス」では1対9、「自己免疫性糖尿病」では1対5などとなっています。

実は、妊娠は「非自己」の個体(胎児)を「自己」の体内で育てるという、一種の臓器移植に似た状態をつくりだします。

非自己である胎児に対して拒否反応を起こさずに妊娠というむずかしい事業をうまく乗りこえるために、女性では「液性免疫・細胞性免疫」などの免疫機能が、生まれつき男性よりも複雑で巧妙にはたらくようにしくまれている、ということができます。

もし免疫機構の異常が発病にかかわっているとすれば、複雑でデリケートな免疫機構をもった女性のほうが、その影響を受けやすいといえます。
リウマチを改善する食事
下記はリウマチの食事の参考ですぜひ試してみたください。

イワシの梅干し煮

①イワシは水気をふきとる。ショウガはせん切りにする。
②鍋にだし汁(または水)と砂糖、酒、しょうゆの調味料を入れて煮立て、イワシ、ショウガ、梅干しを入れる。
③煮立ったら紙蓋をし、弱火で煮る。途中、梅干しを箸でつぶすようにして、梅干しのエキスを煮汁に混ぜ込ませる。

イワシの脂質に含まれるタウリンは胆汁などと一緒になって血圧を下げる作用がある。また、青魚に豊富なEPA(エイコサペンタエン酸)は脳血栓、腎動脈硬化の予防効果に役立つ。

サトイモとコンニャクのごまみそあえ
①サトイモはゆでて一口大に切る。コンニャクは食べやすい大きさに薄切りにして、熱湯でゆでる。
②サヤエンドウは筋を取り、さっとゆでる。
③だし汁、砂糖、酒、みそ、すりごまを混ぜ①にあえて、サヤエンドウを添える。

サトイモに替えて、ジャガイモ、サツマイモ、ヤマイモなどを使ってもおいしい。
サトイモやヤマイモなどに含まれるヌルヌル、ツルツルした成分のものは関節によいので、積極的に食べたい。


白菜の甘酢漬け
①白菜を2cm幅に切り、塩をふりかけしばらくおく。
②①をしぼり、砂糖、酢を加えて混ぜ、炒りごまを散らす。

ごまに含まれるセサミンには、コレステロールの抑制効果や脂肪酸の代謝促進などの機能がある。1日に1~3gほど食べるようにする。
関節リウマチが進行すると、手の指には、特有の変形が起こります。
代表的な変形には、次のものがあります。

【Z型変形】
親指の第2関節が外側に向かって曲がり、変形します。親指に力が入らなくなるため、「つまむ」動作が不自由になります。

【スワンネック変形】
親指以外の指に起こる変形です。つけ根の関節が曲がり、第2関節は反り、第1関節が曲がります。
横から見ると、白鳥の首のように見えることからこの名前がついています。指を曲げることができなくなり、物が握れなくなります。

【ボタンホール変形】
スワンネックとまったく逆に、第2関節が手のひら側に曲がり、第1関節が反ってしまう変形です。炎症によって厚くなった滑膜のせいで腱が縱に裂けて、その間から第2関節がボタンのように外側に出てくる様子から、この名前がついています。

【ムチランス変形】
手の指全体が短くなり、指を引っ張ると、まるでオペラグラスや望遠鏡のように伸びたり縮んだりするようになります。炎症が長く続き、骨が破壊されることにより起こります。

【尺側変形】
親指以外の4本の指のつけ根の関節が、すべて小指側(尺側)に曲がり、変形します。変形の進行は遅く、徐々に慣れてしまい、機能障害をあまり感じないことが多く、これが変形を悪化させる要因にもなります。
関節リウマチによる炎症は、服薬をやめれば再燃する、平たくいえばぶり返すおそれが高いのが実情です。けれど、生物学的製剤の登場以来、薬をやめても長く寛解を保てる例があることがわかってきました。
ただし、どのような人が休薬後も寛解を保てるのか、どのような場合には薬の使用を続けたほうがよいのかは、まだはっきりしていません。現段階では、下記のような手順で休薬が試みられています。

生物学的製剤の早期投与で、早期に寛解か達成できた 

6ヵ月以上、寛解が維持できれば生物学的製剤を含めた治療薬を段階的に減らしていく

寛解が続けば薬物療法は不要となる