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先生は色々

2017年07月10日 23:06
介護の仕事、頑張っていますか?

間もなく本格的な夏がやってきます。私たち介護従事者自身も適度に水分、休憩をとり

体調を万全に、日々の仕事を頑張りましょう。


夏と言えば、利用者さんの体調不良が気になるところです。

脱水や熱中症。食中毒。

夏は、私たち介護従事者も気が気でありません。



利用者さんの室温管理能力は?水分管理は?体調不良時の緊急連絡先、相談先は万全でしょうか?

利用者さんが内服しているお薬にも注意が必要です。(利尿剤等)

利用者さんの多くは、排泄に何らかの問題を抱えている人が少なくありません。

また、その多くは「トイレが近くなるから」との理由により水分を制限している方が多いでしょう。


熱中症については、湿気の多い高温多湿の環境が最も危険です。

エアコンの操作はできますか?

エアコンの設定は28度前後とし、可能であればデジタル表示にて室温が視覚で容易に確認できるもの

をお部屋内に設置し、体感温度よりも数字で暑さを認識してもらうようにする工夫が、

予防となるかもしれません。



さて、私は最近利用さん主治医とかかわることが多く、実に様々なお医者様がいるものだと

感じました。

自身の専門外の体調不良は一切知らんぷりの先生。

介護職員からの情報を熱心に取り入れ、治療の役立つ情報と考えてくれる先生。

認知症の利用者さんとしっかりお話をしてくれる先生。

付き添い人の代弁を、露骨に嫌がる先生。

本当に様々です。



あくまでも、担当医を決定するのは利用者本人であり家族であります。

しかし、お医者さんは実に重要です。

なぜなら、利用者さんお多くが飲む薬を処方する権利を有しているからであり、

その処方される薬による作用と、それに伴う副作用に悩む方が多いからです。



また、お医者さんには人を勇気つける力を持っています。

市販薬を飲むよりも、お医者さんが処方してくれた薬を飲む方が「病気に効く」と思いませんか?

介護従事者のどんな言葉をも超越した、「理屈抜きの力」をお医者さんは持っているのです。



しかし、残念ながら利用者さんと問診にて会話をする先生は少ないような気がします。

難聴や認知症。高齢の利用者さんは自身の体調不良を上手く先生に伝える事ができません。

そんな事承知しているはずの先生は、バイタルの数値のみを重要視し、本人の言葉から

困りごとを見つけようとしません。変化や不安、を見つけようとはしません。

それもあってか、同じような薬を長期間飲み続ける事になっている人は多いかもしれません。



皆さんは病院に行きますか?

大きな総合病院、小さなクリニック様々です。

現在はインターネットで検索すれば、希望する専門の病院を調べるだけではなく、利用した人たちの

評価すらも検索できますよね。

そしてその高評価を得る先生は、「しっかり話をきいてくれた」「説明が丁寧であった」「優しい」

なんて感想が多いような気がします。



「病は気から」なんて言葉がありますが、先生が不愛想に処方してくれた薬より、丁寧に説明してくれた同じ薬の方が「効果が高い」ような気がしませんか?

「その気にしてくれる」先生の言葉や対応が、私は何より大切な気がします。

しかし、残念な事に「総合病院の先生方が良い」と言うわりに、処方された薬の内容に関心がない・・・

なんて、困った利用者さん、家族が多いのも事実。


良い先生。。。

皆さんが素敵な先生と出会い、本当の医療の力を感じる事ができるとよいですね。






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