板前けん 40歳からのパワトレ 愛知県在住

ロードバイクのレースではあっという間に先頭集団から遅れてしまう貧脚が、トレーニングによって変われるのか?

ツールド新城 2時間エンデューロ

2018-07-14 20:03:47 | レース
65.7km 2時間3分 TSS ?CTL ?体重 54kg


今シーズン、最高の暑さ予報

38℃

危険な体温越え!

間違いなくサバイバルレースになりそうです




さて今回のポイントは2つ

脱、猪ライダーを目指す

毎回、スタート直後からアドレナリン全開走法で前を追う
いづれ朽ち果てて、残りは惰性で終える

去年も一昨年も

これ、板前のお決まりパターン

今年は大丈夫、2度ある事は3度ない

前半1時間は、抑え気味に入るつもり

水分補給

高温+真夏の陽射しで補給を誤れば、脱水症状、熱中症のリスクが格段に高まります

2年前の新城では、頭痛とめまいに襲われて急激にペースダウンした苦い経験があるので

ボトル2本(600ml 500ml)+アミノバイタル、ウィーダーINゼリー、梅丹サイクルチャージで望みます





試走を1周して、スタートゲート付近で場所とり

バイクを倒して、木陰に座ってスタートを待ちます

事前に用意した、スタート前用ボトルでチビチビと水分補給

とめどなく汗が出てきます

500mlの水を飲み干しスタート地点につきます
これが無かったらヤバかったかも?


スタート1分前

心の中で

"焦るな猛暑だ、後半勝負"

と自分に言い聞かせます


スタート!



1周、2.6kmの周回コース

落車を避けて、1周目は無理をしません

縦長に伸びる集団

無理に中切れを埋めようとせず

千切れる勇気

ふとGARMINを見ると、POWERとケイデンスの表示がない、、、

パワーメーター電池切れ!

こんな時に限って( .. )



数周後に7、8人の集団形成

たつおさんと、Yさんも入っている

たつおさん積極的に引く

"大丈夫か?"



さて、ロードレースでの暗黙の紳士協定

"皆、平等でローテーションしましょう"



さて、このメンバーの中でどう立ち回るか



ここまでの数周で登りで分が悪い感体重54kgのくせに

平坦か下りで前を引くようにコントロール

去年までのアルミバイクに比べると

コーナーワークが天地の差

ヒュンヒュン高速でこなしてくれます


少しでも登りの負担を減らせるように、緩い下り区間から登り返しでスピードを乗せて突入するように毎回意識します



それにしても何故か下りで後ろが離れてしまう

ローテも引かない人もいてギクシャクして来た

そんな時、後方で息を潜めていたYさんが積極的に先頭で引き出す

しかも引きが強い

残り1時間、ウィーダーインゼリー補給

登りの後の平坦で緩めずペースを上げるので、Yさんが1人飛び出す形になる

"どうしようか?"

"行くか!"

板前も追う

平坦区間の左コーナーで、スピードを緩めず突入、体を倒して壁ギリギリで抜ける

正直、ヤバかった

公園から公道に出る左コーナーもハイスピードで抜けて追いつく

1人が追いつき3人で

追い付いた方が

「お疲れ様でした、頑張って下さい」

と言い残しピットに消えていった

"チームか"

2人になって、暫くすると後から速い集団にラップされる

"乗るか?"

Yさんはスピードを上げて付いた行った

一瞬踏んだけど、本能的に諦める

これが、吉と出るか凶と出るか?

残り40分、一人旅

"いったい自分の順位は?"

分からないまま走り続ける

梅丹のサイクルチャージ補給

酸っぱくて喉にくる、しかも手がベトベト

あかんはこれ!



灼熱地獄、途中から登りで係員がホースを使って放水を始めた

うぉ〜、助かる

手で合図を送って、毎周ぶっかけてもらう



一人旅は続く

脚が合う選手を見つけようとするけど

だれもおらん

何故か調子の良い下りでタイムを稼いで、他はお腹で踏む感覚で

残り10分、ボトルは飲み干した

板前レベルの2人と抜きつ抜かれつ

同じカテゴリーなのかは分からんけど、後で後悔したくないので必死に食らいつく

残り1周の最後の登りで右脚が攣る

"まだまだ〜、もう1本ある"

ほぼ、片足ペダリング状態でゴール前で

左脚を攣る

"やべぇ〜"

両脚を伸ばした状態でゴール



順位は?

チームのピットに戻って待機



リザルトを貼り出したとDJの声が聞こえたので、後輩に見に行ってもらう


戻って来た

「けんさん6位です!」

やった〜!ギリギリ入賞

ツールド新城 2Hエンデューロ オーバー40

6位/66



"全て出し切った"

と言うのが正直な感想

去年と違い150km前後のロングライドを増やした事が基礎体力アップに繋がったのかもしれない

事実60minのCPが10%上がった

それとバイクの違い、アルミのエントリーモデルから、中古とは言えSCOTTの上位機種。重量、踏んだ時の反応、コーナーリング等、別物

あとはdi2、このコースは登りでインナーに落とすので、ワイヤー式だとチェーン落ちがネック。電動でリスクも大幅に回避出来るし、何よりサクサク入るのが気持ちがいい



次はシマノ鈴鹿

その前にパワメの電池交換








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