・LG G7 ThinQ , G7+ ThinQ
・HOMTOM S99
・ASUS ZenFone Live L1
・Karbonn AURA STORM

 先日のトピックスで書き忘れたのですが、OPPO Indiaとamazon.inのコラボによるサブブランドrealmeがお披露目されました。中身はOPPO A3のようですけど、お得意の高級感を売りにシェア回復を図るみたいですね。


LG G7 ThinQ , G7+ ThinQ

製品ページ

 夏モデルには間に合いませんが、日本のキャリアでの取り扱いも希望します。 
lgg7thinq
G7 ThinQ (G7+ ThinQ)
寸法 153.2×71.9×7.9mm
重量 162g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 845 2.8GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , (6GB)
ストレージ 64GB , (128GB)
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 6.1インチ
解像度 3120*1440
メインカメラ 1600万画素/1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 カメラについて補足しておくと、一般用がf/1.6の1600万、広角用がf/1.9の1600万画素という感じだそうです。LGは広角レンズを好んで採用しているので、フラッグシップも例に漏れずといったところでしょうか。
 もちろんThinQの名の通りAIも搭載されており、ハングルですがそれを体験できる専用ページもあります。興味のある方はどうぞ。

 ディスプレイは19.5:9という縦長でありながら、6.1インチという大画面を153mmに収められているのはさすがです。ノッチ付きのデザインではありますが、ほぼフルスクリーンと言っても良いでしょう。

 また、こんなスタイリッシュな筐体でありながら、IP68とMIL-STD-810Gに対応。重量のためにバッテリが犠牲になった感は否めないものの、これだけでも魅力を感じるユーザーは多いのではないでしょうか。

 まずは韓国から発売されるようですが、肝心の価格は不明のままです。予想されているところだと最低でも650ドル(約7万1000円)程度とありました。日本だと10万超えは確実だと思いますよ。
 さて、起死回生の一発となるのか注目しましょう。


HOMTOM S99

製品ページ

 先月末にFBで予告されていましたが、公式にも上がったので紹介しておきます。
homtoms99
寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 2100万画素+200万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 6200mAh

 ライバルとしてはOUKITELやElephone、DOOGEEあたりになるのでしょうか。スペックを眺めていてもそんな感じが伺えます。
 まぁ、あくまで個人的な感想になってしまうのですけど、背面のテクスチャ加工はあまり好みではないです。ハニカムでもって強度アピールをする的な胡散臭さが滲み出てしまうからです。

 しかし決して使えない仕様なわけではありません。カメラもバッテリも十分ですし、これならハードなゲームでもしない限り、それほどの不満も抱かないはずですよ。

 価格も139.99ドル(約1万5300円)と常識の範疇。デザインが許せて、なおかつMT6750Tで困らないなら、なかなかにお得だと思います。


ASUS ZenFone Live L1

 インドネシアでの発表ですがまだ製品ページはありません。インドネシア公式はこちら

333623

寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.0 Go Edition
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 1GB , 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 どうせAndroid Goを走らせるなら、メモリは1GBのほうで十分でしょう。SoCもスナドラ425なので性能的な心配もほとんど無いと思われます。
 下位モデルであっても、18:9ディスプレイは嬉しいですよね。

 もしかすると他の東南アジア諸国でも発売されるかもしれませんが、そのへんはまだよく分かっていません。インドネシアでは5月中旬からとのことで、正確な価格も明かされていない状況です。
 一応、現地のメディアは1500000ルピア(約1万1800円)と伝えているようです。

 正直、日本ではAndroid Goの必要性をほぼ感じないので、導入される可能性はかなり低いのではないでしょうか。ここは世界一ローエンドが売れない国だと思います。


Karbonn AURA STORM

製品ページ

 最近は本当にオシャレなローエンドが増えました。
karbonnaurastorm
寸法 144.2×72.5×10.4mm
重量 160g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 カラバリは赤と青があるそうです。青はどちらかと言えば濃いめでして、赤のほうはまさに情熱的という感じですね。
 筐体だけが売りかというとそうでもなく、4000mAhという大きなバッテリ容量は強い味方になりそうです。

 珍しく予約を受け付けているECサイトも無く、価格情報もまだ出ていません。KarbonnのAURAシリーズはとにかく安いのが特徴でもありますし、高くても6499ルピー(約1万600円)くらいではないかと予想します。いや、もっと安くて5999ルピー(約9800円)以下かもしれないですよ。


 例えばですけど、インチ数ではなく面積が同等のディスプレイサイズの16:9と18:9では、バッテリ持ちにどのくらいの差が生じるんでしょうね?

 そんな都合の良い端末を持ち合わせていなかったので、数字面から検証することにしました。
 最も分かりやすくて近かったのは以下になります。

16:9 5.5インチ (約8343平方cm)
18:9 5.7インチ (約8372平方cm)

 ちなみにこのサイズ比較だと、16:9の5.5インチのほうが横幅がある結果になり、端末選びの難解さを加速させている原因が見え隠れするんですけどね。

 HDとHD+としてDPIを計算すると、それぞれ267と282で、思いのほか差があることが分かります。HDとFHDでは圧倒的に後者が電気喰いなのは明白ですし、面積が同じならDPI如何がバッテリ持ちに影響するのは間違いないと思います。

 まぁ、こんな例はこじつけに過ぎません。実際はSoCとかパネル方式とか輝度とか、様々な要因が絡んで電池が減っていくわけですから、使ってみなければ分からないというのが正解でしょう。
 ただ一つだけ言えるのは、「5000mAh以上のバッテリを搭載している端末なら、精神衛生上よろしくない減り方は絶対に無い」ということ、これに尽きると思いますよ。