傾物語 | アニ郎

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 やっはろ~(ノω・、)

 今回は存在を忘れずに記事にできました。なんせ八九寺女史の物語ですからね。

 「傾物語」は全4話で、猫物語(白)の直後、2013年8月から放映されました。サブタイトル「まよいキョンシー」の通り、核になるのは八九寺真宵です。
 夏休みの宿題ができていなかったことに気付いた阿良々木暦は、忍にタイムトラベルの提案をします。あっさり「できるぞ」と答えた忍によって過去に行くことになるのですが、着いた先は昨日ではなく11年前の5月13日で…というお話です。

 見どころはたくさんあるのですが、下巻のオーディオコメンタリーでも共演している6歳の羽川翼と21歳の八九寺真宵でしょうかねぇ(^-^;。ちなみに上巻は忍野忍と八九寺真宵によるオーディオコメンタリーで、あの有名な「キスショッタ・アセロラロリオン・ハートアンダーティーン」という素晴らしい蔑称が生まれたことで知られていますw

 …じゃなくて、やはり異なる時間軸で存在していたはずの忍とキスショットの対峙という点が、この物語のピークでしょう。バックボーンになる部分、つまり視聴側の前提として、「まよいマイマイ」と「つばさキャット」を観ておく必要があるのですけど、なぜその状況が生まれたかに関して辻褄が合うように出来ています。タイムパラドックスについては忍野メメの手紙によって解決しますね。
 声優さんに注目して観るなら、二十一九時真宵も魅力的でしたが、キスショットを呼ぶときの忍の声がゾワゾワしましたね。坂本真綾さんすげぇとひたすら感動。

 時間軸でいくと、この話は「鬼物語」に続きます。サブタイは「しのぶタイム」であってもメインヒロインは八九寺真宵ですんで。「傾物語」のラストシーンとあの会話が、「鬼物語」の結末へと切なく流れていくことになります。また、前段で斧乃木余接が登場しているのもしっかりとした意味があるんですねぇ。全部ご覧になった方なら頭の中で繋がっているはずですから、やはり〈物語〉シリーズは全部引っくるめて観るべきなんでしょう。

 さて、Op.は我らが加藤英美里さんが歌う「happy bite」でした。「bite」を訳すと「一口」になるんですけど、八九寺真宵に因んで考えるなら「幸せな一噛み」が妥当かもしれませんね。メロディは明るいのですが、歌詞自体は前述の通り切なさを含んでいます。「鬼物語」を観た後に改めて聴くと、とっても深いですよ…。

 amazonデジタルミュージックストアで単品257円です。「歌物語」をお持ちでない方で加藤英美里さんにならすべてを捧げても良いという私のような人間は購入するしかありませんw

happy bite/Aniplex Inc.

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 YouTubeやニコ動で探すと、八九寺真宵への愛が溢れた動画をたくさん見つけることができます(^-^;。ぜひ一度お試しあれ~。