ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

　今日は久しぶりに責任者のＨさんのお顔を拝見できました
いつもお忙しいので又痩せられたようです。
いつも笑顔を絶やさないＨさん・・尊敬しちゃいます。

誕生日の方が２名、７３歳と９６歳の女性でした・・・
今日も１時間の演奏でしたが皆様が喜んで下さって有難く思いました

お一人の方は若くして認知症になってしまわれたのはお気の毒ですが
歌がお上手で子供の頃は”美空ＡＫ子”と言われていたとか・・
朝鮮から引き揚げてきて大変なご苦労をされたようで
特に母親が再婚したのはいいが、相手の男が中学生の時に襲い掛かってきて何とかその場を逃れた・・とか・・
よほどショックだったのでしょう・・時折その話をされます。

又別の方は、施設に入って「こんな気楽な事はない」とおっしゃいました。
自分の年金とご主人の遺族年金で費用を払って金の心配はないし
息子や娘夫婦の生活を乱さないで済むのもいいし・・部屋は個室だし
大体月額で２０万円あればすべてがまかなえるから余分なお金はいらない・・と・・

私は考えました。
ここは、責任者の方がいい方なので働いている皆様もいいからだと。
暖かな家庭的な雰囲気が良いからだと感じます。


何時までも金を握って離さない年寄りもいいのでしょうが・・
肩の力を抜いて少し家族の事を考えて上げると自分も幸せになれるのではないでしょうか。
施設に入ると、至れり尽くせりで予定？より長生きしそうだけど・・それも考えようによっては困った？事・・・

はてまた・・「アナタならドウする？」・・そんな歌があったっけ(^^)/