楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

老子の言葉その20

2016-12-11 | 駄弁り

老子:道経:還淳第十九

還淳第十九
絶聖棄智、民利百倍。絶仁棄義、民復孝慈。絶巧棄利、盗賊無有。此三者、以爲文不足。故令有所屬。見素抱、少私寡欲。
 
聖を絶(た)ち智(ち)を棄(す)つれば、民利(みんり)百倍す。
仁を絶(た)ち義を棄(す)つれば、民孝慈(こうじ)に復(ふく)す。
巧を絶(た)ち利を棄(す)つれば、盗賊(とうぞく)あることなし。
この三者(さんしゃ)は、もって文にして足(た)らずとなす。
故(ゆえ)に属する所(ところ)あらしむ。
素を見(あらわ)し樸(ぼく)を抱(いだ)き、私(わたくし)を少なくし欲を寡(すくな)くす。
 
欲の深い人、少ない人、どちらが得か
自分の思い通りに、相手を支配しようとしたり、自分の考えを無理に相手に押し付けようとせず
自分の欲望を少なくすることが、人生哲学の要点であるそうだが、常人のイガ爺にはキビシイ
人間の欲望には限りがない、これを自覚することが必要か?
なのに、世の中、これでもか、これでもかと欲望を煽(あお)り立てているよね
そして、もっと、もっと、と汗をかいて頑張っているうちに、疲れ果ててつぶれる。
そうだ、次回に駄弁ろうと思っているが、
少則得。老子二十二章(少なければすなわち得る)ってのがある。
欲望の少ない人は、かえって、ものを得る楽しみを持つってことだが!!
どうです、欲の深い人はたとえものを得ても、ああ、よかった・・・・・・と、満足したり、喜んだり
できないのではないか?・・・・・・・・。
 
イガ爺、道元和尚の言葉に「少欲」ってのがある、道元和尚(禅僧)は鎌倉時代の人(1200年頃?)
欲が少なければ、一切の心配はなくなる、と・・・・・・・
 
・耶馬の郷、河川の復旧工事が進んでいる。5年5ヶ月前の集中豪雨の災害復旧工事だが
改めて、思い起こす、・・・・・・車を運転中に、胸騒ぎ(気づき)があって高台に避難したら、
1分後には道路が冠水した、または、危機一髪で車を離れ助かった人、首まで浸かったが
無事に避難できたなど、多くの体験を聞きいた。よね!!
・無理をしないこと、が大切と、改めて、”おいら”は思うのだ。!?
 
                                             13:10投稿

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