写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

車の節水対策

2017年06月24日 | 車の快適化
キャンピングカーの水は限られた容量しか積めません。
その為、節水は大変重要です。
シンクを取り外すと、この様になっています。
左の水栓は食器洗いなどに使う生活用水の混合水栓です。
右側は食材などを洗う時に使う清水用の水栓で、タンクはそれぞれ別々になっています。


それを下側から覗くと、この様になっています。
左側のホースは、生活用水タンクからの水が供給されます。
真ん中のホースは貯湯タンクからお湯が供給され、混合水栓で適温にします。
貯湯タンクの水はラジエーターの温水で温められ、更にガスボイラーで70℃に沸かします。
右側のホースは清水タンクからの水を供給します。


二つの赤丸で囲まれているのはDC12V対応の電磁弁です。
この二本のホースにはかなりの水圧がかかっており、スイッチでポンプと電磁弁を連動させ吐水・止水をコントロールしています。
緑の丸で囲まれているのは逆止弁で、ホースの中の水が抜け落ちないようにしています。
これにより、ポンプのスイッチを入れると瞬時に吐水でき、タイムラグはありません。


清水の吐水量の調整はコックで行いますが、混合水栓は電磁弁の下に取り付けている止水栓(青い丸で囲われた)で調節しています。
かなり絞り込んで、ちょろちょろの水量で洗い物をしています。
どちらも水栓のコックは開けっぱなしにして、ドアチャイムのスイッチを使った足元スイッチで吐水・止水をコントロールしています。


手を使うことなく足で電磁弁のスイッチを操作し、必要な時に吐水・止水をコントロール出来る事で大幅な節水になりました。
従来はコック操作を手で行っていた為、その操作の間は必然的に無駄な水が出っぱなしでした。
洗い終わった食器を置き次の汚れた食器を取っている間も水は出っぱなしです。
その間の水の無駄が如何に大きかったか、改めて痛感しています。
この改造は、是非お勧めしたい快適化のひとつです。


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