Oct9Mon2017
最近、ロマン歌謡というか、「長崎は今日も雨だた」とか「君は心の妻だから」などにハマってなんども聴いてしまう。
これは“懐古”の感情が自分の中にあるためだとおもう。小生も此の歌を聴くごとに、小生の次兄の嫁さんのことをおもいだすのである。
次兄はすでに79歳ぐらいとおもうが、小生とは10歳違い。かれは高校3年のときに結婚したのであるが。夜間の高校生だから19歳。いや18歳だったかもしれない。ということは60年前のことになる。
もう、次兄の嫁さんは30年前ぐらいに死んでいるが、そこには悲しい物語がある。かれの子供が二人、すでに其の子供が60歳近くなる。孫もいるわけであるが。まぁ、悲恋の結果で終わったといえる。
その次兄も末期の癌にかかっている。諸行無常というが、
♫あなただけにかけた恋、その愛の言葉を信じたの♫
人間の言葉と愛が如何に信用ならないか。
♬ さがしさがし求めて、一人ひとりさ迷う♬
・・・のは、人間の裏切りがどこかで起こっているのである。