昨日はMakha Bucha Day「万仏節」で禁酒日であった。
夕方になり彼女が動き出す。
お寺へ行くぞと緊急呼び出しであった。
彼女のコンドーへ駆けつけると、牛の居るお寺へ向かえとの指示が出る。
一路ラマ4世通りを走る。
BTSサラデーン駅の近くを通った時に、ふと禁酒日のタニヤが気になった。
コレが良く無かった。
そしてMRTサムヤーンの駅近くへ。
ここはVISAや労働許可証のワンストップサービスの入るチャンチュリースクエアーとラマ4世通りを挟んだ反対側のお寺である。
良く来るが、お寺の名前を知ら無い...
会社の通訳にも牛の居るお寺で通じるので不便が無かった。
ワットポーを涅槃像のお寺と表現したり、コレっと言って腕枕で表現するのと同様である。
MRTシーロムとフアランポーンの間。
余り日本人には馴染みが無い場所か。
実際、外国人の姿が少ない。
お寺へ到着後は何時もの通りお参りセットを購入する。
このお参りセットで少し気になった。
小さなロウソクを松明の様にして売っている所が多い。
通常はハスの花、お線香、黄色いロウソク程度がセットでB20位である。
実際今回購入したのもそのセットで有り、価格も1セットB20であった。
お参りセットを手にし、本堂目指して階段を上がる。
何時もの通り、ロウソクとお線香に火を点ける。
ココからが何時もと違った。
そのまま火の点いたセットを持って本堂の建物の周りを3週する事に。
建物を回る際はバリー語なのだろうか、1周目はこの言葉と彼女が教えてくれた。
その言葉を口ずさみながら先ずは1週。
そして2周目の言葉を教わり1週めと同様に口ずさみながら周回。
そして3周目も3周目の言葉を口ずさみながら周回。
それから何時もの通りにお線香等々を供えた。
この周回の為にロウソクを松明の様にして売っていたのだ。
中にはランタンでは無いがカバー付きもあった。
恐らくである。
年末年始に彼女の実家に訪問した時である。
自分の分のロウソクは非常に上手く出来た。
ロウソクが燃え尽きるまで火が消える事は無かったろうと思える。
しかしその場に居なかった彼女のお友達Jちゃんの分を小職が代理で実行。
2度ばかり火の消える失態をした。
もっとも失態と知ったのはお供え後であったが。
彼女と彼女のお母さんは笑っていたが...
余り縁起の良い話では無い様だ。
コレと本来は同様なのではと頭を過ぎったが、自分のロウソクも彼女のロウソクもソッコーで消えている。
剥き出しのロウソクの炎などチョットした風で消えてしまう。
だから松明状にしたり、カバーを付けて消えにくくしてると勝手な理解をした。
続いて牛君の元へ。
牛舎が有り10匹以上の牛が飼われている。
ココで紙に名前やタンブンの金額を記載する。
名前はバッチリ日本語漢字で大きく記載してみた。
紙に仏教の言葉がタイ語で書いて有り、タンブンの際にソレを読み上げる。
タイ語が読める筈も無い。
バリバリの日本語で適当に言ったら、隣の彼女が吹き出し「マイディー」の一言であった。
彼女の言った通りマイディーであると気が付くのはこの後であった。
確かにこう書いたらマズいのかも知れない。
しかしモノの見方である。
「神様はお願い事を聞いてくれる訳では無い。しかし礼を失すれば罰だけは与えてくる。」
恐ろしい存在である。
一方的にお願いするだけで事が上手く進む筈が無い。
己の努力が足りないと言われれば「ごもっとも」と返すのが精一杯である。
日々是精進と思っていても心の弱い私は思うだけで終わっている。
そして牛君に干し草をあげるも余り食べない。
周りでフルーツをあげている人がおり、まだ多少口を使ってくれている。
ちょい待ちと何処かへ消える彼女。
大量の果物を買ってきた。
もちろん牛君にあげる為である。
1匹だけでなく、食い気のある牛君数匹に分けてフルーツを口に運ぶ。
その中の1匹である。
フルーツをあげればモゴモゴとユックリと食す。
飲み込んだ後に頭を上下に振って来る。
またフルーツをあげればモゴモゴと頭を振るのを止めて食す。
飲み込んだら頭を上下に振るのである。
要は「ちょうだい」なのだと思った。
結構な数の牛君が居る牛舎。
干し草等々の食事にも競争が有るのかも知れない。
生き抜く努力。
ソレが首を上下に振る行動ならば、牛君も考えたものだ。
私も想ったり考えたりするだけでは無く行動しようと牛君に教わった。
この後はお寺回りの屋台で晩御飯を購入し、彼女のコンドーへ。
お食事タイムである。
その後のんびりとしているとスマホが鳴る。
LINEが入ってくる。
タニヤの尾根遺産である。
禁酒日なのに絶賛営業中であった様だ。
22時を過ぎたところでお仕事が終わったと。
お店を閉めたのか、お客様が帰ったのか状況が掴めない。
兎にも角にもタニヤの尾根遺産からお食事へ行こうとのお誘いである。
行ける訳が無い。
そもそも何で突然のLINEなのだか。
普段はほぼ連絡無しである。
コッチからお店に行く時も連絡すらしない。
居れば良いし居なくても良いのである。
その程度なのに突如のお食事のお誘い。
意味不明である。
シーロムの辺りを通過した時に思った「タニヤはどうなっているのだろう」がこの形で現れた。
やってしまった。
タイ人女性の超能力。
何かが「キタ!」と感じたのだろう。
彼女の部屋でタニヤの尾根遺産とLINEをする。
自分でも思うがマトモでは無い。
努力の方向が誤っていると後に思った。
普段は非常に物静かな私のスマホ。
ソレが頻繁に鳴るのだから彼女も気になるに決まっている。
仕事と言いつつもヤバいと思う心。
見せろとブチ切れる彼女。
タニヤの尾根遺産のLINEがまた1人消えた...
牛君ですら首を振る努力をしているのに、彼女の部屋に居ながら他の尾根遺産とLINEをする邪さ。
天罰が下るに決まっている。
分かっているのに止められない。
楽な方に楽な方にと身を委ねて行く自分が居た。
タイの夜に浸って行くと表れる症状かも知れない。
徐々に徐々にと底無し沼に沈んで行く様な感覚。
気が付けば自分に言い訳を繰り返し都合良く誤魔化し続けている。
そうすれば本気度が下がって行くのは当たり前である。
そう言えば最近は夜の尾根遺産に本気になっていない。
カラオケでもゴーゴーバーでもテーメーでもマッサージでも良い。
もっと自分の本気度を上げてくれる尾根遺産を探しに行こうと自分に都合良い事ばかりを繰り返すタイの夜である。
また何処かで間違い無く天罰が下るのであろう。
分かっていながら止められ無い...
某えびせんのCMは事実である。
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夕方になり彼女が動き出す。
お寺へ行くぞと緊急呼び出しであった。
彼女のコンドーへ駆けつけると、牛の居るお寺へ向かえとの指示が出る。
一路ラマ4世通りを走る。
BTSサラデーン駅の近くを通った時に、ふと禁酒日のタニヤが気になった。
コレが良く無かった。
そしてMRTサムヤーンの駅近くへ。
ここはVISAや労働許可証のワンストップサービスの入るチャンチュリースクエアーとラマ4世通りを挟んだ反対側のお寺である。
良く来るが、お寺の名前を知ら無い...
会社の通訳にも牛の居るお寺で通じるので不便が無かった。
ワットポーを涅槃像のお寺と表現したり、コレっと言って腕枕で表現するのと同様である。
MRTシーロムとフアランポーンの間。
余り日本人には馴染みが無い場所か。
実際、外国人の姿が少ない。
お寺へ到着後は何時もの通りお参りセットを購入する。
このお参りセットで少し気になった。
小さなロウソクを松明の様にして売っている所が多い。
通常はハスの花、お線香、黄色いロウソク程度がセットでB20位である。
実際今回購入したのもそのセットで有り、価格も1セットB20であった。
お参りセットを手にし、本堂目指して階段を上がる。
何時もの通り、ロウソクとお線香に火を点ける。
ココからが何時もと違った。
そのまま火の点いたセットを持って本堂の建物の周りを3週する事に。
建物を回る際はバリー語なのだろうか、1周目はこの言葉と彼女が教えてくれた。
その言葉を口ずさみながら先ずは1週。
そして2周目の言葉を教わり1週めと同様に口ずさみながら周回。
そして3周目も3周目の言葉を口ずさみながら周回。
それから何時もの通りにお線香等々を供えた。
この周回の為にロウソクを松明の様にして売っていたのだ。
中にはランタンでは無いがカバー付きもあった。
恐らくである。
年末年始に彼女の実家に訪問した時である。
自分の分のロウソクは非常に上手く出来た。
ロウソクが燃え尽きるまで火が消える事は無かったろうと思える。
しかしその場に居なかった彼女のお友達Jちゃんの分を小職が代理で実行。
2度ばかり火の消える失態をした。
もっとも失態と知ったのはお供え後であったが。
彼女と彼女のお母さんは笑っていたが...
余り縁起の良い話では無い様だ。
コレと本来は同様なのではと頭を過ぎったが、自分のロウソクも彼女のロウソクもソッコーで消えている。
剥き出しのロウソクの炎などチョットした風で消えてしまう。
だから松明状にしたり、カバーを付けて消えにくくしてると勝手な理解をした。
続いて牛君の元へ。
牛舎が有り10匹以上の牛が飼われている。
ココで紙に名前やタンブンの金額を記載する。
名前はバッチリ日本語漢字で大きく記載してみた。
紙に仏教の言葉がタイ語で書いて有り、タンブンの際にソレを読み上げる。
タイ語が読める筈も無い。
バリバリの日本語で適当に言ったら、隣の彼女が吹き出し「マイディー」の一言であった。
彼女の言った通りマイディーであると気が付くのはこの後であった。
確かにこう書いたらマズいのかも知れない。
しかしモノの見方である。
「神様はお願い事を聞いてくれる訳では無い。しかし礼を失すれば罰だけは与えてくる。」
恐ろしい存在である。
一方的にお願いするだけで事が上手く進む筈が無い。
己の努力が足りないと言われれば「ごもっとも」と返すのが精一杯である。
日々是精進と思っていても心の弱い私は思うだけで終わっている。
そして牛君に干し草をあげるも余り食べない。
周りでフルーツをあげている人がおり、まだ多少口を使ってくれている。
ちょい待ちと何処かへ消える彼女。
大量の果物を買ってきた。
もちろん牛君にあげる為である。
1匹だけでなく、食い気のある牛君数匹に分けてフルーツを口に運ぶ。
その中の1匹である。
フルーツをあげればモゴモゴとユックリと食す。
飲み込んだ後に頭を上下に振って来る。
またフルーツをあげればモゴモゴと頭を振るのを止めて食す。
飲み込んだら頭を上下に振るのである。
要は「ちょうだい」なのだと思った。
結構な数の牛君が居る牛舎。
干し草等々の食事にも競争が有るのかも知れない。
生き抜く努力。
ソレが首を上下に振る行動ならば、牛君も考えたものだ。
私も想ったり考えたりするだけでは無く行動しようと牛君に教わった。
この後はお寺回りの屋台で晩御飯を購入し、彼女のコンドーへ。
お食事タイムである。
その後のんびりとしているとスマホが鳴る。
LINEが入ってくる。
タニヤの尾根遺産である。
禁酒日なのに絶賛営業中であった様だ。
22時を過ぎたところでお仕事が終わったと。
お店を閉めたのか、お客様が帰ったのか状況が掴めない。
兎にも角にもタニヤの尾根遺産からお食事へ行こうとのお誘いである。
行ける訳が無い。
そもそも何で突然のLINEなのだか。
普段はほぼ連絡無しである。
コッチからお店に行く時も連絡すらしない。
居れば良いし居なくても良いのである。
その程度なのに突如のお食事のお誘い。
意味不明である。
シーロムの辺りを通過した時に思った「タニヤはどうなっているのだろう」がこの形で現れた。
やってしまった。
タイ人女性の超能力。
何かが「キタ!」と感じたのだろう。
彼女の部屋でタニヤの尾根遺産とLINEをする。
自分でも思うがマトモでは無い。
努力の方向が誤っていると後に思った。
普段は非常に物静かな私のスマホ。
ソレが頻繁に鳴るのだから彼女も気になるに決まっている。
仕事と言いつつもヤバいと思う心。
見せろとブチ切れる彼女。
タニヤの尾根遺産のLINEがまた1人消えた...
牛君ですら首を振る努力をしているのに、彼女の部屋に居ながら他の尾根遺産とLINEをする邪さ。
天罰が下るに決まっている。
分かっているのに止められない。
楽な方に楽な方にと身を委ねて行く自分が居た。
タイの夜に浸って行くと表れる症状かも知れない。
徐々に徐々にと底無し沼に沈んで行く様な感覚。
気が付けば自分に言い訳を繰り返し都合良く誤魔化し続けている。
そうすれば本気度が下がって行くのは当たり前である。
そう言えば最近は夜の尾根遺産に本気になっていない。
カラオケでもゴーゴーバーでもテーメーでもマッサージでも良い。
もっと自分の本気度を上げてくれる尾根遺産を探しに行こうと自分に都合良い事ばかりを繰り返すタイの夜である。
また何処かで間違い無く天罰が下るのであろう。
分かっていながら止められ無い...
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