週末が来ると嬉しくなる。
ソレは誰しも同じであろう。
当然我らがタイ工場のローカルワーカーも夕方になると変な盛り上がりを見せる。
そうなれば必然的に手も止まって来るが、既に本日の製造に関してはキッチリ仕上げている。
何とも要領が良い。
我らがタイ工場の製造現場のローカルワーカー達である。
メーカーとして良いのか悪いのかほぼ人が辞める事が無い。
有り難い話ではある。
役職無しの一般ローカルワーカーでも10年近い者が続出している。
その為仕事の流れを熟知しており、上記の様な要領の良さになって来る。
お陰で製造の効率も上がっている。
私が赴任した当初よりも倍近く同じ時間内で更に良い製品が作れるようになっていると思っている。
これも人材育成プロジェクトで毎年数回訪タイして頂ける日本の各製造セクションのマスタークラスのお陰でもある。
この要領の良さ。
製造量が落ちた時は落ちたなりに。
製造量が多い時は多いなりに定時内でキッチリ仕上げる。
その為残業がほぼなくなった。
もっとも我らがタイ工場の製造現場のローカルワーカーは残業を嫌がる傾向にある。
他社と大きく違う所だと思う。
雇用形態の差も有るのかもしれない。
以前密かに調査をしたところ、残業したがらない傾向にある理由が見えた。
役職無しの製造現場のローカルワーカー達の殆どがアルバイトをしていた。
中には本当に他社でアルバイトをしている者も居たが、基本は家業の手伝いがメインであった。
そうなればほぼ毎日が定時上がりの我らがタイ工場は有り難い存在なのだろう。
良いのか悪いのか・・・
そしてこの週末。
特に月末が近づく本日と来週の週末で有る。
飲み代の催促が製造現場のローカルワーカーから入る事が多い。
ある種のミッションを与え、ソレがクリアー出来れば飲み代をポケットマネーから少額供給させて頂く事も有る。
本当はいけない事なのかもしれない。
ミッションのクリアーが目的では無く、飲み代をゲットする事が目的になってしまう。
正にアドラーの言う通りだと思ってしまう。
叱ってもいけない、誉めてもいけない。
ただ横に立って寄り添うのみ。
難しい。
タイの仕事とは上記の様な事もある。
正しいかどうかは分からないが。
従って仕事をすればするほど自分の懐が寒くなって行く。
当然そこには仕事のストレスから来る夜街への繰り出しも含まれるか。
前赴任者のMTと事務処理で大残業続きになると2人で叫び声を上げていた事が懐かしい。
その叫び声・・・
「カラオケ行きて~~!」
「ソイカウボーイ行きて~~!」
「ナナプラザ行きて~~!」
と夜街の事ばかりであった。
何故だろうか。
タイに居て仕事で追い込まれると夜街へ逃避したくなる。
やはりタイの夜街は桃源郷の様な現実離れした部分が有るのだろう。
今週は3連休明けでノリが悪い。
その為小さな声でタイの夜街に向けた雄叫びを上げている。
ソロっと我慢の限界か。
ガッツリと遊ぼう・・・
さて、タイの生活でふと思う事。
お金の面である。
実際の処、タイの現地採用や赴任者を含め、私の知り得る限り真っ当に労働許可証を取って仕事をしている方の最低収入はB5万/月である。
赴任者で有ればこれに日本での給与が付く。
そしてこのB5万の給与。
某記事でタイは物価が安く毎月10万円程度(B3.3万)で生活が可能であると書いてあった。
この記事を書いた方はタイで生活をした事が無いのかと思えた。
営業兼通訳のタイ人に日本人が10万円/月で生活出来るか聞いてみた。
結論は無理で有った。
先ず記事ではコンドミニアムの部屋を賃貸する事が書いてあった。
しかしである。
フィットネスやプール付きのコンドミニアムで有ればざっくりとB1.5万/月程度であろう。
既に月10万円の生活費の約半分を家賃に注ぎ込んでいる。
日本での家賃に対する支出率は30%が限界と言われていると思う。
そうなるとそもそもコンドミニアムの選択が間違っているのか・・・
残りの約B2万にて食生活は屋台を進めていた。
3食タイ料理の屋台。
どの程度続くであろうか。
自炊をするにしてもタイのキッチンは貧弱である。
屋台で有れば確かにB50程度で食べられる。
私も1~2週間程度で有れば毎食タイ料理でも問題無い。
しかしソレ以上は経験が無く不明である。
また日本人同士のお付き合い。
拒絶する事も可能であろう。
しかしやはり日本人である以上はそうは行かない部分が多いと思う。
そのお付き合いに飲み会からの2次会が含まれた場合。
ソッコーでアウトである。
色々と誘惑の多いタイである。
男性で有れば少なからず夜街に出てしまうだろう。
私ならば必ず出る。
ナナからアソークの立ちんぼですらB2000を提示して来る昨今。
そのB2000が高いか安いかでは無く、収入に占めるB2000の割合を考えれば高いと言わざるを得ない。
そうなると遊びはタニヤで余計なお金を一切使わないで1時間かっきりで上がる。
後はどうしてもナニをしたければ一見普通のマッサージを装うマッサージ屋さんのハンドジョブ。
それでもマッサージ代と合わせればB1000とは言わないが、それに準じる程度にはなる。
常にマイセルフで愚息を捏ねるのであれば、私ならば病気になる。
もっとも夜街に繰り出し続けても病気になる確率は高そうであるが・・・
心の病気になるか、愚息が怪しげな涙を流すのかの差であろう。
何方も嫌である。
全てを程々としてタイで必要な収入。
私個人の観点で有る。
B7万/月が下限か。
大目に見る。
B2万が家賃や光熱費。
残りがそれ以外の生活費で有る。
一番の問題は愚息が病気・・・
では無く、風邪でも腹痛でも何でも体調が悪くなった時である。
その時の保険。
保険が無ければヘタをすると救急車すら来てもらえない可能性すらある海外。
国立の病院は分からないが、私立の病院は営利有ってのモノ・・・
私と一緒に赴任していたMTと笑った事が有る。
日本人の財布を狙って襲われた時に、お金が入って無かったら命を取られ兼ね無い。
万一の時の為にお金は必要だで有った。
海外生活で有る意味頼れるのはお金で有る。
それこそある意味お金で命が買える可能性すらある。
ぎりぎりでの生活も可能であろうが、日本でもソレはきついと思う。
ましてや海外生活。
思わぬストレスが掛って来る。
何処かで息抜きが必要になると思う。
ソレが夜街である必要は無いが、先立つものは必要である。
勿論、夜街の尾根遺産方も我等の財布の中身を狙って来る。
ましてや日本人と見られれば、押せばお金を出す位に思われている様な気がする。
ソコはジェームスボンド宜しく欧米系のノリで避ける最近である。
それにしても自称ジェームスボンド。
ここの所ASEAN域の方々に欧米系の方と間違われる事が相次いだ。
そして皆口を揃える様に言う事が有る。
「Gさんはジェイソンスティサムに似ている。」
正しくは「あのトランスポータ〇の人に似ている。〇イルドスピードにも出ていたお兄ちゃん!」
完全にジェイソンスティサムであろう。
今朝の髭剃りの時にも思った。
似ているのは髪型だけだろう。
敢えて言おう。
似ているのは「髪の毛」だけだろう・・・
そんな事を考えながら今日も夜街に出撃するだろう。
それにしてもコレで夜街に出掛けるのでは収入の話に全く説得力を持た無い様な気がする・・・
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ソレは誰しも同じであろう。
当然我らがタイ工場のローカルワーカーも夕方になると変な盛り上がりを見せる。
そうなれば必然的に手も止まって来るが、既に本日の製造に関してはキッチリ仕上げている。
何とも要領が良い。
我らがタイ工場の製造現場のローカルワーカー達である。
メーカーとして良いのか悪いのかほぼ人が辞める事が無い。
有り難い話ではある。
役職無しの一般ローカルワーカーでも10年近い者が続出している。
その為仕事の流れを熟知しており、上記の様な要領の良さになって来る。
お陰で製造の効率も上がっている。
私が赴任した当初よりも倍近く同じ時間内で更に良い製品が作れるようになっていると思っている。
これも人材育成プロジェクトで毎年数回訪タイして頂ける日本の各製造セクションのマスタークラスのお陰でもある。
この要領の良さ。
製造量が落ちた時は落ちたなりに。
製造量が多い時は多いなりに定時内でキッチリ仕上げる。
その為残業がほぼなくなった。
もっとも我らがタイ工場の製造現場のローカルワーカーは残業を嫌がる傾向にある。
他社と大きく違う所だと思う。
雇用形態の差も有るのかもしれない。
以前密かに調査をしたところ、残業したがらない傾向にある理由が見えた。
役職無しの製造現場のローカルワーカー達の殆どがアルバイトをしていた。
中には本当に他社でアルバイトをしている者も居たが、基本は家業の手伝いがメインであった。
そうなればほぼ毎日が定時上がりの我らがタイ工場は有り難い存在なのだろう。
良いのか悪いのか・・・
そしてこの週末。
特に月末が近づく本日と来週の週末で有る。
飲み代の催促が製造現場のローカルワーカーから入る事が多い。
ある種のミッションを与え、ソレがクリアー出来れば飲み代をポケットマネーから少額供給させて頂く事も有る。
本当はいけない事なのかもしれない。
ミッションのクリアーが目的では無く、飲み代をゲットする事が目的になってしまう。
正にアドラーの言う通りだと思ってしまう。
叱ってもいけない、誉めてもいけない。
ただ横に立って寄り添うのみ。
難しい。
タイの仕事とは上記の様な事もある。
正しいかどうかは分からないが。
従って仕事をすればするほど自分の懐が寒くなって行く。
当然そこには仕事のストレスから来る夜街への繰り出しも含まれるか。
前赴任者のMTと事務処理で大残業続きになると2人で叫び声を上げていた事が懐かしい。
その叫び声・・・
「カラオケ行きて~~!」
「ソイカウボーイ行きて~~!」
「ナナプラザ行きて~~!」
と夜街の事ばかりであった。
何故だろうか。
タイに居て仕事で追い込まれると夜街へ逃避したくなる。
やはりタイの夜街は桃源郷の様な現実離れした部分が有るのだろう。
今週は3連休明けでノリが悪い。
その為小さな声でタイの夜街に向けた雄叫びを上げている。
ソロっと我慢の限界か。
ガッツリと遊ぼう・・・
さて、タイの生活でふと思う事。
お金の面である。
実際の処、タイの現地採用や赴任者を含め、私の知り得る限り真っ当に労働許可証を取って仕事をしている方の最低収入はB5万/月である。
赴任者で有ればこれに日本での給与が付く。
そしてこのB5万の給与。
某記事でタイは物価が安く毎月10万円程度(B3.3万)で生活が可能であると書いてあった。
この記事を書いた方はタイで生活をした事が無いのかと思えた。
営業兼通訳のタイ人に日本人が10万円/月で生活出来るか聞いてみた。
結論は無理で有った。
先ず記事ではコンドミニアムの部屋を賃貸する事が書いてあった。
しかしである。
フィットネスやプール付きのコンドミニアムで有ればざっくりとB1.5万/月程度であろう。
既に月10万円の生活費の約半分を家賃に注ぎ込んでいる。
日本での家賃に対する支出率は30%が限界と言われていると思う。
そうなるとそもそもコンドミニアムの選択が間違っているのか・・・
残りの約B2万にて食生活は屋台を進めていた。
3食タイ料理の屋台。
どの程度続くであろうか。
自炊をするにしてもタイのキッチンは貧弱である。
屋台で有れば確かにB50程度で食べられる。
私も1~2週間程度で有れば毎食タイ料理でも問題無い。
しかしソレ以上は経験が無く不明である。
また日本人同士のお付き合い。
拒絶する事も可能であろう。
しかしやはり日本人である以上はそうは行かない部分が多いと思う。
そのお付き合いに飲み会からの2次会が含まれた場合。
ソッコーでアウトである。
色々と誘惑の多いタイである。
男性で有れば少なからず夜街に出てしまうだろう。
私ならば必ず出る。
ナナからアソークの立ちんぼですらB2000を提示して来る昨今。
そのB2000が高いか安いかでは無く、収入に占めるB2000の割合を考えれば高いと言わざるを得ない。
そうなると遊びはタニヤで余計なお金を一切使わないで1時間かっきりで上がる。
後はどうしてもナニをしたければ一見普通のマッサージを装うマッサージ屋さんのハンドジョブ。
それでもマッサージ代と合わせればB1000とは言わないが、それに準じる程度にはなる。
常にマイセルフで愚息を捏ねるのであれば、私ならば病気になる。
もっとも夜街に繰り出し続けても病気になる確率は高そうであるが・・・
心の病気になるか、愚息が怪しげな涙を流すのかの差であろう。
何方も嫌である。
全てを程々としてタイで必要な収入。
私個人の観点で有る。
B7万/月が下限か。
大目に見る。
B2万が家賃や光熱費。
残りがそれ以外の生活費で有る。
一番の問題は愚息が病気・・・
では無く、風邪でも腹痛でも何でも体調が悪くなった時である。
その時の保険。
保険が無ければヘタをすると救急車すら来てもらえない可能性すらある海外。
国立の病院は分からないが、私立の病院は営利有ってのモノ・・・
私と一緒に赴任していたMTと笑った事が有る。
日本人の財布を狙って襲われた時に、お金が入って無かったら命を取られ兼ね無い。
万一の時の為にお金は必要だで有った。
海外生活で有る意味頼れるのはお金で有る。
それこそある意味お金で命が買える可能性すらある。
ぎりぎりでの生活も可能であろうが、日本でもソレはきついと思う。
ましてや海外生活。
思わぬストレスが掛って来る。
何処かで息抜きが必要になると思う。
ソレが夜街である必要は無いが、先立つものは必要である。
勿論、夜街の尾根遺産方も我等の財布の中身を狙って来る。
ましてや日本人と見られれば、押せばお金を出す位に思われている様な気がする。
ソコはジェームスボンド宜しく欧米系のノリで避ける最近である。
それにしても自称ジェームスボンド。
ここの所ASEAN域の方々に欧米系の方と間違われる事が相次いだ。
そして皆口を揃える様に言う事が有る。
「Gさんはジェイソンスティサムに似ている。」
正しくは「あのトランスポータ〇の人に似ている。〇イルドスピードにも出ていたお兄ちゃん!」
完全にジェイソンスティサムであろう。
今朝の髭剃りの時にも思った。
似ているのは髪型だけだろう。
敢えて言おう。
似ているのは「髪の毛」だけだろう・・・
そんな事を考えながら今日も夜街に出撃するだろう。
それにしてもコレで夜街に出掛けるのでは収入の話に全く説得力を持た無い様な気がする・・・
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