とうとう日本の社員研修旅行の第2弾が帰って行った。


やはり急激な寂しさが襲って来る。


コレを原動力に飲みに出てしまう。


それにしてもこの金曜日からは夜街にお客様が多かった。


ナナプラザ、ソイカウボーイにテーメーカフェであったが。


そして日本の会社の社員研修旅行の第2弾の方々のラストナイト。


一部の方は前日のソイカウボーイでお色気ムンムンである。


昼間の観光で暇が有れば夜街のお話。


そして待ちに待った晩御飯終了後のフリータイム。


ココでちょっとした事が。


前日ソイカウボーイはバカラで盛り上がった初訪タイの1人。


どうしてもこの最後の夜はバカラの尾根遺産で仕上げたいと昼間の観光中から口にしていた。


いよいよ待ちに待った時間となり、タイ経験者の方と2人でさっさと夜街に消えて行った。


我らはナナプラザスタートへ。


一通り遊び終えてホテルへ戻る。


そしてこのバカラで仕上げたがって居た者と再会。


どうだったと確認。


すると意外な回答が。


連れて行かれた先はバカラでは無かった。


この連れだったタイ経験者と昨晩バカラで遭遇して居るので、昨日のお店と言えば伝わるだろう。


初訪タイをバカラで締め括ろうとした者もキーワードの「バカラ」は間違い無く記憶していた。


きっとバカラへ行きたいと伝えていたであろうに。


連れて行かれた先。


京都系カラオケ...


バカラで仕上げようとしたこの者にとってはトンデモ無い所で有ったろう。


この話を聞いて思い出した。


タイ経験者はカラオケ大好き。


この社員研修旅行では絶対に行くと宣言していた。


例え1人でもと。


しかし初日の夜はソイカウボーイへ。


こんな時はGさんと俺はどうしても案内役になるよねと。


こうなれば残されたチャンスはラストナイトのみ。


この2人の間で行き先の話が有ったかどうか。


きっと有ったのであろうと思う。


それ程までにバカラへ行きたがっていた。


しかしタイ経験者の欲望が優ったのであろう。


案内役のはずが断りも無くカラオケへ。


しかもカラオケの後にソイカウボーイへ行くならまだ分かる。


しかしカラオケでお店が終わるまで長逗留。


尾根遺産にドリンクもバシバシご馳走し結構な料金へ。


バカラしか知ら無い男にすればカラオケの数千バーツの請求にはビックリした様だ。


挙句クレジットカードを使う事に...


おまけにカラオケのお店が終了するまで居たので時間は完全に00時を回った。


タイ経験者はそのままホテルへご帰還。


翌日、つまりは本日帰国のため5時起き。


着いて行ったバカラへ行きたがっていた者は夢を果たせず散財のみ。


個人の感想である。


このバカラへ行きたかったモノ。


表現は悪いが詐欺の犠牲者。


タイ経験者も次回訪タイの目処は全く無い。


1人で行けば良いモノを違う欲望を持った者を連れだつ狼藉。


バカラへ行きたがっていた者は多少なりと不満を漏らしていた。


もうタイはいいです...


そんな言葉も最後は漏らしていた。


残念でならない。


明日にでもフォローアップを入れよう。


こんな事までタイ赴任者の仕事だとは思わない。


単に私の大好きなタイに対して不満を持ったまま帰って行ったのが不憫でなら無い。


それにしても今回のナイトサファリ。


小職の個人的見解である。


仕事が出来無い人程、夜街で騒いだ印象が...


だから小職は仕事が出来無いんだと改めて確認し、善後策を考える場所もゴーゴーバーなのであろう。


やはりダメな私であった...


さて、日本の会社の社員研修旅行の一団がタイへやって来た。


パーティー終了後に某K課長の元へ有志が集まる。


目指すはアソークのソイカウボーイ。


某K課長大好きのクレイジーハウスからスタート。


これぞタイのゴーゴーバーを経験させる。


そこから王道?のバカラへ。


バカラの3階は奥の角のソファー席を確保。


小職が適当に尾根遺産を送り込み、各自尾根遺産をネブリ始める。


最も年長者であり、役職が上の方も尾根遺産をネブリ始める。


ご満悦のご様子であった。


営業のTに代表される様に膝の上に尾根遺産を乗せてネブル者が1番多いか。


この営業のT。


こういう所で恥ずかしがってはいけませんと迷言を残す男である。


ソレを地でイキ始めた。


やはりストッパーが外れたのであろう。


しばし各自のお楽しみタイム。


それを楽し気に眺める某K課長と小職。


やはり夜街であろうと何であろうとタイを楽しんで頂けるのは有り難い。


まだまだ小職も僅かな時間しかタイに居ていない事は理解している。


しかしそれでも日本の会社の方々よりもほんの少しだけでもタイを知っているとするならば、その良い部分を伝えたい。


何事もそうであるが、自分にとって都合と居心地の良い入り口を選ぶのは当たり前だと思う。


ソレがタイの夜街であっても良いと思う。


しかしソコだけで終わらず何処まで知識や経験の域を広げられるか。


ソレが進んで行けば昼間のタイを知って頂ける。


そして全てを引っ括めてタイを好きになって頂ければと。


小職も含めて殆どの者がタイの夜の闇に飲み込まれて行くだけなのだが...


そんな高尚?な事が頭を過ぎろうとしていた時である。


某K課長が同じ職場の方々に感想を聞いていた。


その中で最も若い者。


そっち系のポテンシャルはかなりお持ちの方の様である。


「もう我慢出来ません」


と言って来た。


コレはヤバイ...


至急皆様のお連れ帰りの意思を確認からお会計へ。


結局この若い者だけがお持ち帰り。


それにしてもその場に居ただけであるが、コレでタイ赴任者の面目が立った。


一旦バカラの外へ出る。


次なる問題が...


その問題。


この若い者は1人でホテルへ帰る事が出来無い。


ならばホテルでコトをと思うがホテルは2人1部屋...


そこでバカラ系のレストランの1発部屋へ。


終わったら某K課長に連絡を頂き、バカラ前で再ピックアップでまとまった。


コレで残りの方々はと。


某K課長も待ちぼうけになる。


ソコでとにかく時間を潰すべくテーメーカフェを目指す事になった。


暇つぶしのカフェにしては遠く、それもお値段が高めの様な。


それでも行ってしまう辺りがタイの夜の魔力であろうか。


小職はその魔力の虜であるが...


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