ミオパチーと私・3 | 自由に いこうよ

自由に いこうよ

野球と相撲とカメラが好きな人

中学生になった私は、地元の中学校に進学しました。中学校の3年間はほとんど祖父に車で送迎をしてもらっていました。この時期から、口の閉じを良くするために歯列矯正を開始しました。ワイヤーを使った治療から永久歯の抜歯(歯の大きさと顎の幅が合わなかったため)など、様々なことをしました。現在は、矯正は終わり保持の段階ですが、定期的にチェックをしてもらいに通院しています。

学校行事では、徐々に周りとの体力差が出てきたこともあり見学が増えました。しかし、体育祭では号令をかける係をしたり持久走ではストップウォッチ片手にタイムを計ったり、できないなりの参加をしていました。それから、泊まりの行事がある時には事前に先生方とお話をさせてもらいました。例えば、皆と一緒に入るお風呂は危ないと感じたので、私は部屋に付いていたシャワーを使わせてもらいました。また、修学旅行前には、先生に家まで来ていただき装具の付け方を覚えてもらったこともあります。

高校を受験するにあたっては、いくつかの学校へ個別見学に行きました。階段の段差や移動教室の距離、手すりの有無を親と一緒に見に行きました。高校によって縦の移動が多い学校や横の移動が多い学校がありましたが、階段を昇降する機会はなるべく少なくしようと、横に広い学校を選びました。高校の3年間も祖父に車での送迎をしてもらっていました。

このころ、側弯の進行により左右の足で筋力差が出てきました。それを補うために弱い方の左足のみ靴底を厚くしました。整形外科への定期的な診察も続いていましたが、手術は体力面で無理なことから検診のみでした。整形外科には進行が止まったとされるまで通い続けました。