自然酵母のパワーを感じるスパークリングワイン

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「HASE-DELAナチュラルスパークリング 2017」

 


因みに「そだねー」は、結構使います(笑)



閑話休題。


自ブログではお馴染みになりつつある、さっぽろ藤野ワイナリーのワインです。

北海道のワインとなると、やっぱりタカヒコさんとかブルース(10R)さんのワインが着目されてしまいますが、自分は断然藤野ワイナリーを押します。ここのピノ・ノワールを飲んだら絶対びっくりするからっ!

 

 

 

さて、今日のワインなんですが、ラベルの下の方を少し引っかけてしまいました(泣)

 

こちらは余市町登地区の長谷川弘樹氏によって育てられたデラウェアを使用したスパークリングワインです。藤野ワイナリーと長谷川さんは、余市町登地区の中井農園で長谷川さんが研修されていた頃からのお付き合いがあるそうで、2016年にもデラ、旅路、キャンベル・アーリーの混醸でリリースしており、今年はデラウェア100%の「HASE-DELA」という名を冠してのリリースとなりました。

 

デラウェアは「酸」重視の収穫(17.9.26)と、完熟させて「糖度」重視の収穫(17.10.15)の2回に分けた収穫を行うといった方法を採り、もちろん野生酵母を用いた発酵を行い、無補酸、無清澄、無ろ過で瓶詰。ちなみに瓶内二次発酵時に添加するのは北海道産の甜菜糖を用いる、まさしく北の大地のスパークリングワインなのです。

 

デラウェアというとワイン用ブドウというよりは生食用としてポピュラーなブドウですが、ワインにしてもその魅力は十分に発揮できるブドウだと個人的には思っています。

 

 

 

 

藤野スタイルと余市のブドウが織りなす黄金の雫

 

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安っぽいグラスで申し訳ありませんが・・・

黄金に輝く外観と、きめ細やかな泡はずっと眺めていられますね。フレッシュなリンゴやナシ、アカシア、ほんの少しトーストの様なニュアンスを感じさせます。味わいはふくよかでフレッシュ感たっぷり。きめ細かいガスのシャープさを合わせても、酸と甘みのバランスが4:6で少し甘く感じるかな、といった所です。

 

これはまた買って飲みたい!と思いましたが、残念ながら長谷川さんのデラウェアを育てている区画は改植するとの事で、最初で最後の「HASE-DELA」となるそうです。長谷川さん、浦本さん、すげー美味しかったです。感謝です。

 

 

 

 

 

 

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