Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回は、「モンスターストライク」の企画「モンストラックアウト」にIBM栗原嵩選手が参加されるということで、成功の可能性について書いていこうと思います。
引用:モンストラックアウト|【公式】「モンスト?知るかよ!」モンスト4周年感謝キャンペーン 特設
モンストラックアウト
自分はスマホでゲームなどはしないようにしているので「モンスターストライク」すらどんなゲームかも知らないのですが、何やら4周年感謝キャンペーンということでいろいろな企画がやっているそうです。
CMはよく見る気がします。
この4周年感謝キャンペーンのなかのひとつの企画として「モンストラックアウト」という3億円山分け企画があるみたいです。
このCMを見たときに、「ラグビーボールが登場しているのにアメフトのボールも使われるなんて珍しいな」なんて思っていたのですが、出場アスリートの競技ボールだったようです。
「モンストラックアウト」は、8人のアスリートが的に向かってボールを投げ、その成否を当てればゲーム内の貴重なアイテムがもらえる、というものです。
使用するボールはそれぞれの競技の公式球、距離は各競技ごとにそれぞれ設定されています。3球のうち1球でも的に当てられれば成功となります。
参加アスリート
モンストラックアウトに挑戦する8人のアスリートは下記の通りです。
石井一久(野球)
栗原嵩(アメリカンフットボール)
古閑美保(ゴルフ)
瀬間友里加(テニス)
大畑大介(ラグビー)
石立真悠子(ハンドボール)
山本隆弘(バレーボール)
ラモス瑠偉(サッカー)
このうち現役としてまだプレーしているのは栗原と石立の両選手で、あとは引退されています。
的までの距離と大きさ
距離は競技によって決まっており、下図のようになっています。
引用:モンストラックアウト|【公式】「モンスト?知るかよ!」モンスト4周年感謝キャンペーン 特設
的の大きさは、イメージとしては297mm×420mmのA3サイズぐらいでしょうか。下図のA2の半分ぐらいです。
引用:通常ポスター印刷|印刷通販サイト バンフーオンラインショップ
一番近くてハンドボールとバレーボールの9m、一番遠いのは野球の18.44mとなっています。
アメフト成功の可能性
注目のアメフトは18.288mとなっており、20ヤードに設定されています。webページの別の箇所には18.288m(ロングパス:20ヤード)と表記されています。
他の競技に比べるとこの距離は遠いように思いますが、そもそも20ヤードというのは正直ロングパスとは言い難い距離です。しかも、それは垂直方向に20ヤード進んだ場合の話で、パスを投げるQBからキャッチするレシーバーまで20ヤードとなるとショートパスになる可能性もあります。
アメフトのフィールドの横幅が160フィート、48.78mあるので、プレーがはじまる段階で中央にいるQBから一番外側にいるレシーバーまでの距離が18.288m以上あるのがふつうです。なので、ボールを投げるポジションであるQBの選手であれば十分コントロールできて当然の距離だと思います。
野球で言えば、ピッチャーならストライク入れるぐらい、野手であれば塁間を胸元に投げるぐらいの感覚だろうと想像します。
ただ、問題なのが今回挑戦する栗原選手はボールを投げるQBではないということです。ご本人もその点をtweetされています。
【出演情報】
— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2017年10月11日
『7時だヲ!モンストラックアウト 目玉に玉をぶち当てろ!SP!』に出演します!
日時:10月13日(金)19:00~ 完全LIVE中継‼
QB経験ゼロですが頑張ります笑🏈https://t.co/s1g3rY046s
アメリカンフットボールでは完全にポジション分業制で、おおまかに言うと投げる人は投げるしかしませんし、捕る人は捕るしかしません。ポジションによってはボールに触れることすらありません。
私のポジションはWR(ワイドレシーバー)というポジションで主に投げられたボールをキャッチする役目です。 pic.twitter.com/r1xCZMmTdu
— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2017年10月12日
そんななか栗原選手はワイドレシーバーというポジションの選手です。パスを捕る専門です。ボールには触れるポジションですし、練習で投げる機会はある程度あると思うので、20ヤードが届かないとか、スパイラルがかからないとか、といったレベルの失敗はないはずです。
ただ、どこまでコントロールできるか、となると微妙なところだと思います。
この企画、他の競技についてはほぼ経験があるプレーを前提に距離ややり方が設定されていますが、アメフトに関しては全くの専門外で不利極まりないです。
かといって、QBでネームバリューがある選手は数少なく、それでいて20ヤードならほぼ成功させられてしまうので、栗原選手の選出は妥当かな、という印象です。
是非成功させてアメフトをアピールして欲しいです。
他の競技について
今回の企画でいろいろな人が予想しているようですし、公式ページにも「プロの予想」というのも載っています。
Numberでも記事が載っています。
個人的な感覚とすれば、現役バリバリのトップアスリートなら1球勝負ならまだしも、3球もできて、特別的が小さいわけではないので、ほぼ成功する気がします。
ただ、難しいことに結構引退されている方がいて、これに向けて猛特訓してくるというのも考えづらいので半分ぐらいの成功になると思います。
敢えて挙げるのであれば、的の高さ2.4mというところがネックになりそうな競技で、テニスやバレーは打ち下ろすのが基本となるのでミスが出そうです。
生中継
このモンストラックアウトは10月13日(金)の19時からYouTubeLIVE、TwitterLIVE、BSスカパーで中継されるそうです。
後追い視聴になるかもしれませんが、アメフトに注目して見てみたいと思います。
ということで、モンスターストライクについてでした。