2017年8月6日(日)

株式投資 寺子屋


72年前の夏の朝、8時15分、私たちと同じように、夢や希望や幸福を願って生きていた14万人の尊い命が、一瞬にして消えた瞬間。

犠牲となった方々に対する深い祈りに包まれている広島。


味わった者にしか理解できない苦しみを抱えたまま、72年目の夏を迎えている方々もいらっしゃいます。


72年前に起きた事実を真に評価できるのは、実際に72年前に広島で生きていた人々以外に存在しません。


広島に限ったことではありませんが、人間が過ちを繰り返すのは、いつの時代も、歴史を評価し物事を決定するのが、その歴史に立ち会っていない人間だから。


あの日、あの時間に広島で生きていた方で、核を肯定する人がいるでしょうか?


いくら当時の文献を整理し、情報を集め、環境の変化を掲げ、持論を確立したところで、72年前の出来事は、所詮「自分に起こった出来事」ではないのです。


あの日、あの朝、自分が広島に生きていたとしら。

何事もなく始まったいつもの朝、家族とともに自分も一瞬で命を吹き飛ばされた犠牲者の一人だったとしたら。


政治に求められる原点、それは、「他人」を思う心から生まれた、自分なりの信念なのだと思います。


「他人」を思う心が欠落した中でいくら持論のイデオロギーを貫いたところで、それは、人々の求める政治ではなく「独善」。


平和な世の中が続くことを切に願っています。



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