スポーツ選手の視覚は訓練のたまもの | 【卓球】裏面打法のコツを伝授!ペンホルダー上達教室

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プロ野球では、ピッチャーは時速100キロのスローカーブやフォークボール、さらに時速150キロものストレートを投げ分け、相手バッターをほんろうします。


バドミントンやテニスでは、世界のトッププレーヤーの打つサーブは、時速200キロを超えると言われています。


このように、スポーツには速い動きがつきもので、それに素早く対応することが勝負のカギを握ります。時速150キロもの速球は、一般の人には目で追うことすら難しく、初めて近くで見た人は恐怖さえ感じてしまうでしょう。


でも、スピードボールをビデオのスローモーションのように、はっきり見ることができると仮定すれば・・・打率は確実にアップするはずです。


たとえヒットにまで結びつかなくても、ボールをしっかり見極められれば、少なくとも三振を減らすことができるでしょう。


つまりスポーツのパフォーマンスを上げるには、「見る力」がとても大切な要素になります。


「ボールが止まって見えた」


これは、「打撃の神様」といわれた元プロ野球選手・川上哲治氏の名言です。


川上氏は、日本プロ野球史上初の2000本安打を達成した名選手であり、その記録はもちろん練習と経験の成果でしょうが、優れた視覚の持ち主であることは疑いようもありません。


また、野球に限らず相手の意表を突くようなプレーは、身体能力もさることながら、鋭い観察力があってこそ生まれるものだと言えるでしょう。


実際にスポーツ選手の視覚能力を測定すると、トップアスリートほど目がいいことが実証されています。


視覚には個人差がありますが、「目」そのものの構造は、私たちと一流選手に違いがあるわけではありません。つまり、視覚能力の良し悪しは生まれつきではなく、訓練と経験から生じた「見方の差」なのです。


スポーツ選手は日々の練習によって、速い球を見る能力を身につけたのだと言えます。


筋力や技術力を鍛えるように、目も訓練次第で速い球が見えるようになるのです。そして速いボールを見極められれば、向かってくるボールに対して的確に反応ができるようになるわけです。


すなわち目を鍛えることが、パフォーマンスの向上につながるのです。